万博ピアノが織り成す感動のフィナーレ、大阪・関西万博閉幕イベント

万博ピアノが彩る大阪・関西万博のフィナーレ

2025年10月13日、大阪の万博会場にて、JR西日本株式会社が主催するファイナルイベント「ありがとうと旅立ちの祭典」が開催されます。このイベントは、これまで大阪・関西万博に関わってきたすべての方々への感謝を表し、閉幕を迎える場所での新たな旅立ちを応援する目的があります。

この祭典の中でも特に注目を集めるのが、1970年に制作された『万博ピアノ』です。この特別なピアノは、かつて日本で開催された大阪万博のために用意されたもので、現在は奈良県立宇陀高等学校に大切に保管されています。ファイナルイベントにおいて、第3部「旅立ち」のステージでこのピアノが演奏される予定です。

イベントの詳細

イベント名

「2025年大阪・関西万博ファイナルイベント JR西日本グループpresents ありがとうと旅立ちの祭典～Thank you for all…～」

日時と場所

- 日時: 2025年10月13日（月・祝）13:00～19:00
- 場所: 大阪・関西万博会場内EXPOアリーナ「Maturi」

プログラム内容

- 第1部: 美しい日本の文化・伝統による「おもてなし」（13:00～16:15）
- 第2部: EXPO Thanks LIVE（17:30～18:40）
- 第3部: 「旅立ち」のステージ（18:40～19:00）［万博ピアノ登場］

この祭典では、日本の四季折々の美しさや文化を体感できるプログラムが目白押しです。また、特にEXPO Thanks LIVEでは、多くのアーティストが集まり、来場者に感動的なパフォーマンスを提供します。そして、最後を飾るのはあの伝説の『万博ピアノ』です。

万博ピアノの魅力

『万博ピアノ』は、1970年の大阪万博の際、特別に3台製作されました。今回のイベントで披露されるピアノは、エメラルドグリーンに彩られたフルコンサートタイプのグランドピアノで、万博のイメージカラーにちなんでいます。このピアノは、奈良県が出展した「ALL NARA HARMONY感じる奈良展」でも展示され、多くの人々に感動を与えてきました。

1971年には奈良県立宇陀高等学校に寄贈され、その後ずっと大切に使われています。他の2台は、マレーシアのボルネオ島にある学校と千葉県内の企業体育館にて保管されていますが、それぞれが持つ歴史と意味を考えると、どれも貴重な存在と言えるでしょう。

感謝と新たな旅立ち

このイベントでは、ただ万博の開催を振り返るだけでなく、未来へ向けた新たな一歩を示す場となります。来場者全員が一緒に感謝の気持ちを共有し、さらなる未来を見据えるきっかけになることでしょう。また、万博ピアノの音色に身をゆだね、共に旅立ちの時を迎えることができるのは、まさに特別な体験です。

ぜひ、万博のフィナーレを祝うこの祭典にご参加ください。そして、万博ピアノの奏でるメロディに耳を傾け、感動的な瞬間を共に体感しましょう。