スピン第12号特集
2025-06-16 07:36:16

オールジャンル雑誌『スピン/spin』第12号、印刷技術が生み出す魅力に迫る特集!

新たな「読書体験」を届ける『スピン/spin』第12号



2025年6月24日、待望のオールジャンル雑誌『スピン/spin』第12号が市場に登場する。その魅力が凝縮された特集が今、注目を集めている。本号の表紙は、ポール・コックス氏による美しいアートワークが施され、作家・高橋源一郎氏の「ことば」がテーマとして浮かび上がるデザインが特徴だ。文字の雨が傘に降り注ぐ印象的なビジュアルに合った印刷技術にも心惹かれる。

表紙の紙には、竹尾という専門商社との協力のもと、現存する紙材を活かした、特別な選りすぐりの素材が使用されている。新製品である「シンボルパック‐FS」は、美しい青みがかった白色が特徴のパッケージ用紙で、洗練された印象を与える。さらに、表紙タイトル部分には「UV厚盛り印刷」が施され、光沢と立体感を備えた魅力的な仕上がりとなっている。

また、目次にあたる部分には、粗めの縦模様が施されたファインペーパーが使用されており、視覚と触覚の両面から読者を楽しませる工夫がこらされている。毎号異なる紙材を使用することで、実物を手に取ることでしか得られない感覚的体験が提供される。

豪華小説連載陣が魅せる物語の深み



今回は、豪華な作家陣による小説連載も見逃せない。芦沢央氏、一穂ミチ氏、恩田陸氏、堂場瞬一氏など、著名な作家たちが集結し、各々が多彩な物語を紡ぐ。本号では、中村文則氏の連載「彼の左手は蛇」や、短期集中連載の「おまえレベルの話はしていない(芝)」が完結を迎える。これらの作品は秋に単行本での刊行が予定されているため、さらに楽しみだ。

新たにルーキー作家として登場する佐々木譲氏は、「生」をテーマにした老いの物語を、澤田瞳子氏による江戸を舞台にした謎と情が交錯する物語が始まるなど、期待感が高まる。さらに、歌人・鳥さんの最新作も登場し、彼が描く「生」と「死」の柔らかな繋がりを体感することができる。

多様なエッセイや連載も充実



エッセイの分野では、漫画家・松本英子氏や翻訳家・劉佳寧氏が自身のデビューへの思いを語る。また、声優・斉藤壮馬氏による異色の連載エッセイや書評家・渡辺祐真氏が俳句の歴史を探る特集もあり、さまざまな視点から読者を魅了する。

新たなカタチでの読書の楽しみが詰まった『スピン/spin』第12号は、手に取るたびに新しい発見や感動をもたらすこと間違いなし。創刊140周年に向けた新企画も控えており、ますます目が離せない一冊に仕上がっている。

定期購読で特製栞もゲット



『スピン/spin』は、定期購読に申し込むことで特製の栞がもらえる特典も用意している。4号分を申し込むと、特製栞3枚セットが手に入る。これを機に、ぜひ定期的な読書体験を楽しんでほしい。

この特別号を楽しみにしながら、梅雨の季節から夏へと移りゆくこの時期に、心温まる読書の時間を過ごしてみてはいかがだろうか。


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