「書の詩を聴け」展
2025-08-28 09:58:46

書の現代アート展「書の詩を聴け」が開催!新たな表現の可能性に迫る

書の現代アート展「書の詩を聴け」について



現代アートの分野で注目を浴びる「書の詩を聴け」展が、2025年9月23日から10月31日までWATOWA GALLERYで開催されます。この展覧会は、戦後の現代書、特に前衛書に焦点を当て、現代美術との関連性を探ることで新たな視点を提供します。

展覧会の背景


本展は、書の長い歴史の中で詩とどのように関わってきたのかを再評価することを目的としています。書芸術は常に詩と共存し、文学性や政治性、哲学的な要素を持つ媒体であり続けました。しかし近現代においては、書と詩の関係は次第に希薄化しました。特に、近代以降の書は詩を排除する傾向が強まり、その結果、現代書は詩との距離を取ったものとして語られるようになったのです。

本展では、このような既存の言説を再考し、新しい書表現の可能性を模索します。具体的には、広義の「詩」を媒介とし、書と現代美術の交わりや共通点を深く掘り下げていくことになります。アーティストには、莚平桃太郎、柿下木冠、山本大廣、などが参加し、それぞれの視点から新たな書の姿を提示する予定です。

開催概要


この展覧会は、以下の詳細にて開催されます。
  • - 展覧会名: 書の詩を聴け
  • - 会期: 2025年9月23日(火・祝)〜10月31日(金)
  • - 月曜・火曜定休(ただし10月13日(月)は開廊)
  • - 会場: WATOWA GALLERY / THE BOX TOKYO(東京都台東区今戸1丁目2-10 3F)
  • - 観覧料: 1,000円(冊子付き、高校生以下は無料)

また、5日にはトークイベント「現代書は批評したか」も予定されています。このイベントは、現代書についての様々な視点を共有する貴重な機会となるでしょう。

WATOWA GALLERYの理念


WATOWA GALLERYは、アートの新しい可能性を推進するためのアートプロジェクト/プロデュース集団です。若手アーティストの支援やコミュニティの育成を目指し、アートがより身近なものとなるような展覧会やプロジェクトを展開しています。

特定のアートスペースに依存せず、さまざまな空間をギャラリーとして捉え、地方の文化振興や若手アーティストの支援に力を入れています。今回の「書の詩を聴け」展も、アートを多くの人々に届ける重要な試みとなります。

まとめ


「書の詩を聴け」は、書の新たな表現を探求する絶好の機会です。戦後の書の歴史を見直し、幅広い解釈を促す展覧会にぜひ足を運んでみてください。一緒に書の魅力を再発見し、新たなアート体験を享受しましょう。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

関連リンク

サードペディア百科事典: 現代アート WATOWA GALLERY

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。