tupera tuperaと大原大次郎の新たな冒険
武蔵野美術大学出版局から新たに設立されたレーベル「ムササビブックス」から、待望の書籍『MIX MIX』が発売されることが発表されました。本書は、絵本作家のtupera tupera(亀山達矢さん)と、グラフィックデザイナーの大原大次郎さんのコラボレーションによって誕生しました。
この本の大きな魅力は何といっても、29,791通りもの異なるキャラクターの組み合わせを楽しめる点です。tupera tuperaが手がける貼り絵と、大原大次郎のユニークな描き文字が絡み合い、ページを3つに分割してシャッフルすることで、色とりどりなキャラクターが誕生します。たとえば、「リョウ・リ・ニン」や「ピ・エ・ロ」といった名前を組み合わせることで、新たなキャラクターが生まれるのです。
装丁も非常にユニークで、180度フラットに開くスイス装を採用。使いやすさと楽しさを両立させた構造美が特徴的で、特厚ボール紙を使用して耐久性も考慮されています。ページをめくる際には、指先に伝わる心地よい抵抗感を楽しむことができます。
このプロジェクトは、tupera tuperaが長年培った絵本制作の技術と、大原大次郎の革新的な視点が融合した結果、実現しました。tupera tuperaは、自身の母校である武蔵野美術大学に対する思いを込めて、「ムササビブックス」の一作目としてこの本を制作しました。
新感覚の絵本『MIX MIX』
本書のテーマは、「可能性は無限大」「さまざまな人と楽しもう」というメッセージです。読者はページをめくるたびに、思いもよらない組み合わせやキャラクターとの出会いを体験できます。まさに「めくる、まざる、まためくる」といった感覚で、読者を飽きさせない仕掛けが盛りだくさんです。
また、刊行を記念したトークイベントが2026年10月1日に代官山蔦屋書店で開催されます。tupera tuperaと大原大次郎によるキャストのトークを通じて、制作の裏側や、作品に込められた思いについて紹介される予定です。
展覧会「MIX WORKS」
さらに、tupera tuperaの結成から四半世紀にわたる全域の仕事を振り返る展覧会も開催されることが決まりました。会期は2026年9月14日から10月25日まで、武蔵野美術大学美術館・図書館で行われ、絵本『MIX MIX』の原画も展示される予定です。
この展覧会を通じて、tupera tuperaの魅力を存分に味わえる貴重な機会となるでしょう。
『MIX MIX』は、税込5,445円で2026年7月31日に発売される予定です。画期的な絵本として、ぜひ手に取って楽しんでいただきたい一冊です。新しいアートと遊びの世界が広がるこの本が、多くの人々に愛されることを願っています。