新しい未来のテレビ「ABEMA」が放送するドキュメンタリーバラエティ番組『世界の果てに、くるま置いてきた』の特別映像が話題を呼んでいます。この番組は、著名人を世界の果てに置き去りにし、彼らがそこで経験することを通じて「人はなぜ旅をするのか」というテーマを掘り下げています。シリーズ3弾となる今回は、お笑いコンビ・令和ロマンのくるまが南アジアを縦断する旅に出ています。
特別映像では、くるまの生い立ちや彼の日常生活における人間関係など、本編では語り切れなかった部分が明かされています。特に彼の「M-1グランプリ」連覇の背後にある家庭環境についてのトークは、興味深い内容です。くるまは、自身の家族環境を振り返り、「ひいおばあちゃんとおばあちゃんとおばあちゃんの弟の4人で暮らしていた」と述べ、普通の家庭とは異なる経験が彼の感受性に影響を及ぼしたと語ります。「同級生にいじめられるのが確定だったから、相手の気持ちを推測して、ふざけたり笑わせたりしなければならなかった」と彼は分析し、自己認識の微妙さにも触れました。これらの話は、芸人としての彼の成り立ちや、現在の活動にどのように支えられているのかを考えさせるものでした。
さらなる盛り上がりを見せるのは、泥酔した人気アナウンサー南波雅俊とのエピソードです。くるまは、TBSの南波アナと飲んだ際の出来事を振り返り、「マジで勝手にベロベロになっちゃって、こいつやばいと思った」と話しました。彼は南波アナを家まで送り届ける際に、意識を失った彼を担いでマンションに入れたエピソードは笑いを誘います。後日、再会した際にも「南波さんはかわいいわ。大好きなんだよな、俺」と語ったくるまの言葉は、男女関係なく友人に対する深い愛情を感じさせます。
また、くるまは自身が溶け込んでいる交友関係についてもオープンな姿勢を見せます。例えば、ラグビー芸人のしんやとよく飲みに行き、親友として特に仲が良いのはお笑いコンビ・エルフの荒川さんだと明かします。「荒川さんに恋愛の相談も全部する」と語り、彼女の性格を「素晴らしい」と絶賛。両者の支え合いは、彼の人生において非常に重要な要素であることが伝わってきました。
そして、くるまがフジテレビで6年間アルバイトをしていた経験も興味深いです。彼はその頃の楽屋事情を知る上で、ダウンタウンの浜田雅功の好みを把握してケータリングを準備する役割を果たしていたことを話し、「浜田さんの記事をチェックしてから週刊誌を用意していた」と、彼の日々の現場の裏話を披露しました。このように、多岐にわたるトークが展開される特別映像は、ABEMAビデオで無料視聴可能です。
今後の番組では、くるまが旅を続けるなかで新たな発見や経験をする様子が描かれていますので、目が離せません。11月23日には本編第9話が放送予定で、次回はインドでの冒険が待ち受けています。正にエンターテインメント満載の内容となっているため、興味のある方は是非ご覧ください。特別映像へのリンクや『せかはて』シリーズの公式YouTubeチャンネルもお見逃しなく!特別映像はABEMAビデオにて無料で視聴可能です。