池内了の新刊
2025-04-17 11:03:34

宇宙物理学者・池内了の新刊『科学メガネ読本』が登場!

宇宙物理学者・池内了の見解に触れる旅



宇宙物理学者の池内了さんが新しい著書『科学メガネ読本』を2025年4月16日(水)に出版しました。この本は、彼が話題の雑誌「ビッグイシュー日本版」で連載していた「池内了の市民科学メガネ」をもとにしたエッセイ集です。

「科学メガネ読本」の魅力


本書には、日常生活の中に潜む科学の視点が80篇にわたって綴られています。池内さんは、普段何気なく目にする出来事や事象を科学的な観点で解き明かし、読者に新たな発見を与えることを目指しています。たとえば、身体や脳の不思議、動物たちの生態系、植物の遺伝、そして未来社会の子どもたちに対する考察など、幅広いテーマが扱われており、あらゆる世代に向けてのアクセスを考えられた内容になっています。

各章のハイライト


  • - 第1章:身体と脳の不思議 では、知られざる塩の作用や涙の力が考察されています。特に、涙が脳をリセットするメカニズムについては、多くの人にとって新鮮で興味深い情報となるでしょう。
  • - 第2章:動物と虫、生態系の謎 では、都会の小鳥の早口の理由や、愛らしい一面を持つゴキブリについても触れています。
  • - 第3章:植物と遺伝子とウイルス は、野菜の鮮度を測る方法や、薬になる近くの雑草など、実用的な情報が満載です。
  • - 第4章:未来と社会と子どもとの関わり では、叱ることと褒めることのバランスについて考察し、科学の視点から子どもたちの育成について提言しています。
  • - 第5章:月と宇宙と地球の未来 では、地球の歴史や宇宙に関する疑問が提起しており、全ての章が実に魅力的です。

書籍の特徴と発売予定


『科学メガネ読本』は352ページに渡る内容で、価格は1,870円(税込)と手ごろです。ビジュアルも美しく、B6変形並製という仕様も魅力的です。そして、この本の販売は単なる書籍購入に留まらず、社会的な意義も持ち合わせています。

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特に、5月15日からはビッグイシュー販売員による路上販売キャンペーンも実施され、購入した方の支援が直接販売員の収入に繋がる仕組みです。これにより、ホームレスの方々への支援も行うことができます。全国の街中で見かけるビッグイシュー販売員を応援し、知識を深めながら社会貢献もできる一石二鳥の機会です。

ビッグイシュー日本とは?


このプロジェクトは、2003年に始まりました。ホームレスの人が雑誌を販売することによって、仕事を提供し自立を支援する取り組みです。社会問題に対して新たな光を当て、単なる救済ではなく、持続可能な支援を目指しています。

著者プロフィール


池内了さんは、1944年に生まれた宇宙物理学の専門家で、名古屋大学や総合研究大学院大学の名誉教授でもあります。数多くの著書を持ち、難解な科学をわかりやすく解説する名手として知られています。

このように、『科学メガネ読本』は学びの喜びを提供し、日常生活の中に科学的な視点を取り入れることの重要性を教えてくれます。ぜひ手に取って、池内さんの視点を体験してみてください。


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