デザイン誌「AXIS」vol.237が登場
2026年7月1日、デザイン誌「AXIS」vol.237が発行されました。本号では、世界的に有名なデザイナーであるマルタン・マルジェラと、20世紀のデザイン界に多大な影響を与えたエットレ・ソットサスにスポットライトを当てています。
COVER STORY: マルタン・マルジェラ
マルタン・マルジェラは、ファッション界を退いてからも創作の手を緩めることはありません。彼の最新インタビューでは、デザイナーとしてのキャリアに一旦幕を下ろし、アーティストとして新たな道を歩む彼の心境を語っています。子ども時代に自作のバービー人形の衣装を作っていた彼の姿は、今の彼がいかにしてクリエイティブな情熱を持ち続けているかを物語っています。
彼は「自明なことには苛立ちを覚える」と語っており、その背景には常に新しいものを追い求める精神が見え隠れします。マルジェラにとって、予期せぬ事象こそが創作を刺激するのです。
特集: エットレ・ソットサスの逸脱の美学
次に特集するのは、エットレ・ソットサス。彼の革新的なプロダクトから、メンフィス派の大胆な家具、さらには建築に至るまで、20世紀後半のデザインを形作った彼の影響力は計り知れません。ソットサスにとってデザインとは、物質的なものだけでなく、人々の生き方や感じ方を形成する重要な営みであったと言えるでしょう。
本特集では、彼が探求してきた「原初の記憶」に基づいたデザイン哲学がどのように展開されてきたかを読み解く内容に仕上げています。さらに、ソットサスが関与したプロジェクトや製品も多数紹介し、彼の影響とその後の影響を受けたデザイナーたちの声にも触れています。
デザイナーとの対談
特集内では、ソットサスの弟子であるミケーレ・デ・ルッキとアルベルト・アレッシとの対談も収録。彼らはソットサスの人柄や理念について語り合い、彼がどのようにデザイン界に影響を及ぼしたのかを振り返ります。この対談は、彼が単なるデザイナー以上の存在であることを再確認させてくれる貴重な機会です。
現在のデザインとの関連
また、現在のデザイン界におけるソットサスの影響についても多くの声が寄せられています。彼の作品を扱うギャラリストやデザインコーディネーターたちが語る影響や学びを通じて、ソットサスの思想が現代にも大いに生きていることが伝わってきます。
発行情報
デザイン誌「AXIS」vol.237は、A4判変型というスタイリッシュなフォーマットで、価格は2,500円(税込)。対談や特集内容の豊かさに加え、バイリンガルで編集されているため、広範な読者層にアプローチできる内容となっています。
このように、今号の「AXIS」は、マルジェラとソットサスの特集を通じて、デザインの深さや可能性に迫り、読み応えのある一冊に仕上がっています。ぜひ、全国の書店でお手に取ってみてください。