ハイワイヤの新作『墓場までのかえりみち』全キャスト発表！

ハイワイヤ新作公演『墓場までのかえりみち』が全キャストを発表！

俳優・高畑裕太が主宰する演劇団体ハイワイヤの第2回公演『墓場までのかえりみち、ゆりかごからブランコへ。』の全キャストが解禁されました。この公演は2025年7月24日から30日まで、下北沢のシアター711で上演されます。

◆高畑裕太の思い

この新作は、高畑の介護従事者としての実体験を元にしており、家族介護を通じて「老い」と「死」というテーマを深く掘り下げています。彼は自身の祖母の死を経て、もっと多くの人々にこの重要なテーマを伝えたいと考え、本作品を作り上げました。

◆キャスト紹介

この公演には、前回の公演『トラ』に引き続き大河日氣と佛淵和哉が出演し、さらに新たに薄平広樹、大竹このみ、河合陽花、中村さち、福田航、藤本かえでの計8名が参加することが決定しました。

- 上段:

- 薄平広樹
- 大河日氣
- 大竹このみ（贅沢貧乏）
- 河合陽花（海ねこ症候群）

- 下段:

- 中村さち
- 福田航
- 藤本かえで
- 佛淵和哉

◆物語のあらすじ

物語の中心には、タナカという人物がいます。彼は、人間関係や仕事に疲れながらも、穏やかな生活と豊かな家庭を目指して奮闘しています。しかし、ある日、母親がレビー小体型認知症と診断されてしまいます。この疾患により母は徐々に自我を失い、タナカの心に重い影を落としていきます。

タナカは日々忙しさの中で母の介護を強いられ、自身の生活もさらに忙しくなります。彼は、衰えていく母と向き合い、避けて通れない老いと死について考え、漠然とした未来への答えを見出そうとします。