92歳の現役投資家・小林良次さんの投資法
現役の個人投資家、92歳の小林良次(リョウジ)さんが、元手350万円を基に資産を1億円に増やすまでの投資術を初めて明かしました。元々は63歳で株式投資を始め、89歳でついに目標を達成したリョウジさん。彼が提唱するのは、誰でも簡単に実践できるシンプルで再現性の高い投資手法です。この内容は、8月26日に発売される著書『「株ノート」で60歳から1億円』で紹介されています。
株式投資を始めたきっかけ
リョウジさんの株式投資のスタート地点は、定年退職を間近に控えた63歳の時。彼は退職を機に、時間とお金に余裕ができ、投資を本格的に始めました。初めての株購入は23歳の時で、住友商事の株が一ヶ月足らずで給料を上回る利益をもたらしましたが、その後は仕事の多忙さから「たしなむ程度」に留まっていました。
ですが63歳での退職が、人生を変える転機となりました。パソコンを使ったネット取引が出来るようになり、投資に取り組む環境が整ったのです。退職金の一部、350万円を使い、やがて投資をライフワークに据えることになるのです。
シンプルに投資するための手法
リョウジさんが実践している投資法は、簡単なルールのもと成り立っています。自分が理解できる企業を厳選し、約20銘柄を「監視銘柄」として選定。それを「下がったら買い、上がったら売る」という基本的な戦略で運用しています。
この手法の特徴は、複雑なチャート分析や世間のニュースに振り回されず、自身が信じる企業に対して愚直に投資を続けるという点です。リョウジさんは、82歳から株式投資の記録を「株ノート」として手書きで続けており、売買や日経平均の変動をしっかりと記録しています。こうした記録が恣意的な判断を排除し、冷静な投資判断を助けていると彼は語ります。
充実した人生を送るために
リョウジさんは、株を通じて得た利益を家族との旅行や美味しい食事に使い、健康にも気を使っているとのこと。彼にとって、株式投資は資産形成の手段であると同時に、充実したセカンドライフを送るための重要な柱となっています。
「楽しみながら、喜びたい」をモットーに、リョウジさんは毎日市場と向き合い、投資の旅を続けています。現在92歳の彼は、年齢を感じさせないパワフルな行動力で多くの人にインスピレーションを与えています。例えば、81歳で初めてのホールインワンを達成するなど、アクティブな一面も。そうした背景も手伝い、彼は最近、高齢者マンションに入居し、安心してセカンドライフを楽しんでいます。
まとめ
リョウジさんの著書『「株ノート」で60歳から1億円』は、彼の成功体験をもとに、無理なく長く投資を楽しむ方法を提案しています。投資未経験でも身につけやすいシンプルな手法を知れば、誰でも充実した資産形成が可能になっていきます。そんなリョウジさんの物語が、今後は多くの人に影響を与えることは間違いありません。