音楽ドキュメンタリー『イミディエイト ファミリー』特別上映イベントレポート
6月19日(金)、東京・恵比寿ガーデンシネマにて、映画『イミディエイト ファミリー』の公開初日を祝うトークイベントが開催されました。この作品は、アメリカの音楽シーンを支えたセッション・ミュージシャンたちの知られざる物語を描いたドキュメンタリーです。
本作は、ウエストコースト・サウンドのアイコンであるジェイムス・テイラーやキャロル・キング、リンダ・ロンシュタットに携わったミュージシャンたちの努力と情熱を、彼ら自身の証言や音楽を通じて立体的に描写しています。特に、ギタリストのダニー・コーチマー、ワディ・ワクテル、ベーシストのリーランド・スクラー、ドラマーのラス・カンケルという4人が中心となっており、彼らの魅力がイベントでも熱く語られました。
初日トークイベントの様子
イベントには、トークゲストとしてカントリーシンガーのKEIKO WALKERさん、ミュージシャンで音楽ライターの白井英一郎さん、通訳・翻訳家で音楽ライターの前むつみさんが登壇しました。司会は笹峰愛さんが担当し、会場を盛り上げました。
トークはラス・カンケルについての話からスタート。KEIKOさんは「ラスのスネアの音は本当に素晴らしい」と絶賛し、白井さんも73年のリンダ・ロンシュタットの来日公演を振り返りつつ、「ラスのドラム音はお腹に響く。ワディのギターとも相まって、まるでロサンゼルスにいるかのような感覚になります」と語りました。前さんも「1980年のジャクソン・ブラウンの公演で、ラス・カンケルのドラム音に感動した」と述べ、彼らの偉大さを強調しました。
また、ギタリストのワディ・ワクテルについても触れ、KEIKOさんは「劇中でスティーヴィー・ニックスの名曲のイントロがどう作られたのかの説明があり感動した」と映画の見どころを語りました。さらに、前さんは「ダニー・コーチマーがキャロル・キングの横で名曲を弾く姿は最高」と彼への愛情を語り、音楽の絆が描かれるドキュメンタリーの特性について触れました。
映画の中で流れる名曲たち
映画では、キャロル・キングやジェイムス・テイラーなど、彼らが貢献した名曲がなんと98曲も流れます。前さんは「過去の偉人たちの記録ではなく、今なお現役の彼らが当時を語り合う姿に幸せを感じる」とその魅力を伝えました。
さらに、公開を記念して、本編未収録の故デヴィッド・クロスビーによるビートルズコンサートでの秘話を収めた特別映像も披露されました。この映像からは、ビートルズの伝説の凄さを伺い知ることができます。
今後の上映スケジュール
『イミディエイト ファミリー』は、今後もトークゲスト登壇付きの上映が決まっています。次回は6月26日(金)に行われ、ラジオDJのジョージ・カックルさんや翻訳家の朝日順子さんが登壇します。
このイベントは、すでにチケットが販売されていますので、参加を希望する方はお早めにチェックしてみてください。
映画『イミディエイト ファミリー』は現在、TOHOシネマズシャンテ、kino cinéma新宿、YEBISU GARDEN CINEMAなどで公開中です。伝説のミュージシャンたちの音楽を通じ、彼らの物語をぜひ劇場で体感してみてください。
公式情報やトークゲストの詳細については、
公式HPをチェックしてみましょう。