子どもたちがSDGsを学ぶ新たな体験プログラム「ファミマこども店長＋SDGs」が始動

新しいプログラム「ファミマこども店長＋SDGs」が始まる

株式会社ファミリーマートが、こどもたちと保護者向けに新たな体験プログラム「ファミマこども店長＋SDGs」を発表しました。このプログラムは、持続可能な社会を実現するための知識を深めることを目的としており、2025年6月9日から埼玉県川口市の店舗でスタートします。徐々に全国の店舗にも展開していく予定です。

こども店長がSDGsを学ぶ意義

同プログラムは、従来の「こども店長」プログラムに新たな要素を盛り込み、社会課題について学ぶ機会を提供します。こどもたちは食品ロスや多様性への理解を深めながら、レジ打ちや商品陳列といった業務を通じて、持続可能な社会の一員として必要なスキルを育てることができます。ファミリーマートは、これを通じて地域交流や社会貢献への意識向上を図りたいと考えています。

具体的な体験内容

プログラムの中では、以下のような体験が行われます。

■ エコ割シールで食品ロス削減

子どもたちは「エコ割シール」を使って、食品ロス削減に向けた取り組みについて学びます。この取り組みは、食品を値下げすることで販売促進を図り、消費期限が近い商品を適正に扱っていく方法です。子どもたちはおにぎりやお惣菜にエコ割シールを貼る体験を通じ、食品を無駄にせず大切にする心を学びます。

■ コミュニケーション支援ツール

また、プログラム中には「コミュニケーション支援ツール」を使ったセッションも組まれています。聴覚に障害がある方や、体調不良で声を出せないお客様との円滑なコミュニケーションの重要性を理解し、誰もが暮らしやすい社会を目指すことの大切さを体感します。これにより、子どもたちは多様な人々とのコミュニケーションスキルを培うことができます。

■ クイズで学ぶファミマフードドライブ

さらに、ファミリーマートが行うフードドライブの仕組みを理解するために、クイズ形式での学習も行います。この体験を通じて、寄贈された食品がどのようにして困っている人々に届けられるのかを知り、食の大切さを見直すきっかけとなることでしょう。

今後の展開と期待

「ファミマこども店長＋SDGs」は、親子で参加できるイベントとして全国で開催される予定です。ファミリーマートはこのプログラムを通じて、こどもたちやその保護者に持続可能な社会への理解を深めてもらい、地域の人々との交流を活性化させることを目指しています。最終的には、社会貢献意識の向上に繋がることを期待しています。

このプログラムは、子どもたちにとってただの体験学習ではなく、未来を見据えた社会貢献の第一歩となることでしょう。ファミリーマートは今後も地域に根ざした活動を続け、子どもたちが持続可能な社会を一緒に考える機会を提供し続けるつもりです。ファミリーマートが目指すのは、「あなたと、コンビに、ファミリーマート」。これからの活動に注目です。