感動の父子物語
2026-01-30 13:43:15

ナイツ塙宣之が描く父と息子の感動的な日常を漫画化

コミックエッセイ『静夫さんと僕』トークイベントレポート



2023年、塙宣之のエッセイ『静夫さんと僕』が新たにコミックエッセイとして刊行されることとなり、2026年1月26日にその初版がリリースされる。塙とその義理の父である静夫さんの日々を描いたこの作品は、心温まるエピソードが満載となっている。これに関連して、HMV & BOOKS SHIBUYAで行われたトークイベントに、塙と音楽プロデューサー兼エッセイスト・ジェーン・スーが登壇し、魅力的なトークを展開した。

トークイベントでは、塙が初めて手がけたコミックエッセイの魅力や、介護に関する思いを語った。スーとの共演は、放送時間が被るためめったに実現しないという貴重な機会。二人は数年前の偶然の再会から、初めての共演に「この機会を逃したらまた何年もエレベーターホールですれ違うことになる」と胸を躍らせていた。

塙宣之の創作の背景



塙は、作品がコミカライズされるきっかけについて「静夫さんに対する愛情をもって取り組んでくれた出版社の方が、何とかして進めようと言ってくれた」と振り返る。その中で、塙は矢部太郎の『大家さんと僕』が好きで、そのようなほっこりした雰囲気の作品を目指したことを明かした。しかし、当初は矢部太郎に絵を依頼する考えもあったが、彼の多忙を理由に実現はしなかった。そこで塙はイラストレーターの“ちゃずさん”と共作を進めることに成功した。彼の作品は、温かみが感じられる素晴らしいもので多くの読者に支持されている。

ジェーン・スーは書籍を評し、義理の父と同居することに対する塙の決断を賞賛した。「一人暮らしをしている私から見ると、その寛大さは本当に素晴らしい」と語り、静夫さんのキャラクターが際立っていることを具体的に述べた。また、スーは早くドラマ化されるべきとの期待も寄せ、感情豊かなストーリーに共感を示した。

家族の絆と介護の現実



イベントでは、スーの父親介護についても触れられた。スーは、「カッとなった時には距離を置くことで、お互いうまくいくことが多い」と意見を述べ、自身の介護スタイルをシェア。彼女は、ITを駆使して父親の生活をサポートしていることを説明し、介護における柔軟な考え方の重要性を強調した。

塙は、施設に入れることに対する葛藤を明かしつつ、最終的にはそれが良い選択であったと振り返る。また、スーとの意見交換の中で、「元気なうちに高齢者住宅に入ることで人間関係を作るべき」との意見にも頷き、その大切さを実感した。

介護に関するメッセージ



最後にスーは「親との向き合い方に正解はなく、千差万別」と語り、家庭ごとに適したやり方があることを説いた。「それぞれの家庭のカスタマイズが正解」であるため、本書を一つの参考として楽しんでほしいとメッセージを伝えた。塙も家族はそれぞれのルールがあるとし、「ちょっと変わった人に優しく接することが大事」と述べ、普遍的な人間関係の価値を再確認する場となった。

コミックエッセイ『静夫さんと僕』(KADOKAWA刊、税込1,430円)は現在好評発売中。塙のユーモアと思いやりに満ちたエピソードが、多くの家庭に共感を呼び起こしている。ぜひ手に取って読んでみてほしい。


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