海のSDGs映画祭2025が大阪・関西万博で開催!
2025年に開催される『海のSDGs映画祭2025』が、大阪・関西万博のジュニアSDGsキャンプで行われることが決まりました。この映画祭は、海に関する映画上映やSDGs(持続可能な開発目標)に関するワークショップ、シンポジウムなどを通じて、楽しく学べる場を提供します。
毎年、6月8日の世界海洋デーに合わせて開催されているこの映画祭は、国連の定める重要な日を境に、海の環境問題にスポットを当てるためのイベントです。例年は東京の国連大学やヒューマントラストシネマ渋谷で行われていますが、2025年は大阪での開催が新たに加わりました。
学生たちが運営する新しい形の映画祭
今年の映画祭では、梅花女子大学の情報メディア学科の学生たちが企画・運営を担当します。彼らはプログラムの考案から、映像作品の制作、当日の運営まで幅広く関わっています。これにより、学生たちは実践的な経験を積むことができますし、来場者は斬新で創造的なプログラムを楽しむことができるでしょう。
映画祭は9月6日(土)12:00から16:00まで、大阪・関西万博のフューチャーライフゾーンで開催されます。大学生が考えた動画制作や環境プレゼンテーション、新開発ワークショップなど、盛りだくさんのプログラムが予定されています。さらに、学生たちが制作した短編ドキュメンタリーの上映も行われ、観客は様々な視点から海の課題を学ぶことができるでしょう。
注目の映像作品たち
特に注目すべきは、短編ドキュメンタリーシリーズ『今、日本の海で起きていること』の上映です。このシリーズの中から、『石垣の海と僕の1500日 〜海プラを拾い続ける男と仲間の物語〜』が特に人気を集めています。石垣島の田中ヒデさんは、1500日以上にわたって海岸を清掃し続け、地域の海洋プラスチック問題を世に伝える活動を行っています。
また、『夢の糸 ~オーシャン太郎が紡ぐ未来~』も見逃せません。この作品では、中村洋太郎(オーシャン太郎)さんがリサイクルしたプラスチックの糸を利用して、海洋プラスチック問題に向き合っている姿を描いています。美しい日本の海岸線とともに、私たちの便利な生活がもたらす環境への影響を考える機会となるでしょう。
キッズ&ティーンズSDGs動画コンテスト
さらに、映画祭では『キッズ&ティーンズSDGs動画コンテスト』の受賞作品も一挙に上映されます。このコンテストは、子供たちが“海”をテーマにして自由に映像制作に挑戦するもので、毎年多くの応募があります。2024年の応募数は100作品を超え、2025年はさらに増える見込みです。受賞した素晴らしい作品を通じて、未来を担う若者たちの視点を感じ取ることができるでしょう。
このように、『海のSDGs映画祭2025』は、海をテーマにした様々な活動や映像を通じて、観客に重要な問いかけを行います。梅花女子大学の学生たちが創り出す新たな価値を、この映画祭でぜひ体験してください。今後の動向にも注目です!
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