山田健人とZORNが語る新曲「戦争と少女」と音楽の力

山田健人とZORNの特別対談

8月29日(金)26時より、J-WAVE(81.3FM)のラジオ番組『THE PLAYBACK』にて、映像作家でミュージシャンの山田健人が、ラッパー・ZORNを迎えて特別対談を行いました。この対談は、二人の相互理解や共通の信念が強く映し出された内容となっています。

音楽とビジュアルの融合

山田とZORNは、これまで数多くのミュージックビデオを共に制作し、深い信頼関係を築いてきました。番組では、二人の出会いにまつわる意外なエピソードが語られ、逆境を乗り越える中での友情やクリエイティビティの影響を振り返りました。

新曲「戦争と少女」の裏話

対談では、新曲「戦争と少女」についても触れられました。この楽曲は、没後15年を迎えた音楽プロデューサーNujabesの名曲「reflection eternal」を基にしており、NHKのスペシャル特番の取材を通じて生まれたものです。ZORNはこの曲に込められた思いを語り、彼自身が接した戦争体験者との対話がどのように音楽に影響を与えたかを説明しました。

その体験を通じて得られたリアルな視点が新曲にどのように反映されたのか、山田は監督としてのアプローチやフィルムの質感について語りました。彼は「普遍的でシンプルなものを残したい」という共通の信念が二人を結びつけていることを認識しています。

撮影の舞台裏と共通ビジョン

また、番組中には現場での撮影秘話や、互いを「マイメン」と呼び合うまでの距離感の変化についても言及されました。特に、「10年先、100年先に残る作品を目指す」という二人のビジョンは強く共鳴し、今後の制作活動に対する期待感を高める内容となりました。

この模様は、radikoのタイムフリー機能を使って放送から1週間聞くことが可能です。音楽と映像、それぞれのアートを通じて築かれた二人の絆が、言葉の中に色濃く表現されています。