日本テレビとKANAMEL
2025-04-30 16:39:05

日本テレビホールディングスとKANAMEL株式会社が業務提携を発表

日本テレビホールディングスとKANAMEL株式会社が新たな資本業務提携を結ぶ



2023年10月、日本テレビホールディングス株式会社(以下「日本テレビ」)が映像制作やコンサルティングを展開するKANAMEL株式会社(旧AOI TYO Holdings株式会社、本社:東京都品川区、代表取締役 グループCEO:中江康人)との資本業務提携を発表しました。この提携により、日本テレビはKANAMELの株式の22.1%を取得し、両社はさらなる協業体制を構築することになります。この発表は、映像産業における戦略的な新たな一歩として、大きな注目を集めています。

提携の狙いと背景



日本テレビグループは、コンテンツの価値を最大化することを主要な戦略に掲げており、特に海外市場での売上拡大を狙ったコンテンツ開発に力を入れています。今年2月には「海外ビジネス拡大戦略の基本方針」を発表し、IP(知的財産)ビジネスの強化を目指す姿勢を明らかにしました。

一方のKANAMELは、広告映像や映画、ドラマなど、豊富な映像制作実績を誇り、国内外で数々の賞を受賞してきました。また、そのクリエイティブ力をもとにコンサルティング分野にも進出し、事業を多角化しています。この提携により、日本テレビはKANAMELのクリエイティブな制作能力を活かし、「世界に通用するコンテンツ製作体制の構築」を加速させる狙いがあります。

KANAMELの実績



KANAMELは国内シェアNo.1を誇る広告映像制作会社であり、エンターテインメントコンテンツにおいても高い評価を受けています。特に映画「怪物」や、カンヌ国際映画祭最高賞受賞作「万引き家族」といった実績がその代表です。同社はAUDIENCEやTVCMなど、様々なメディアを介したコンテンツ制作にも定評があり、映像業界における影響力は絶大です。

両社のステートメント



KANAMEL株式会社の中江康人グループCEOは、今回の提携を「新たな戦略的パートナーとの関係構築」と位置付け、グローバルな成長に向けた重要な取り組みであると強調しました。共同での協業を推進し、ユーザーにより良いコンテンツを提供することを目指しています。

一方、日本テレビホールディングスの福田博之代表取締役社長は、海外市場に向けたコンテンツ製作の基盤強化が今回の提携の意義であると述べ、新しいIPの創出に向けた共同の取り組みを行っていく考えを示しました。

未来に向けた展望



本提携によって、日本国内外において質の高い映像作品を制作し、さらに海外市場での競争力を強化することが期待されています。両社が持つ豊富なリソースやノウハウを結集することで、次世代の映像コンテンツの創造が加速することでしょう。

ここから生まれる新たなコンテンツが、視聴者にとっても魅力的なものであることは間違いありません。今後の両社の動きから目が離せません。


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