2025年サマーシーズンに向けて「新潮文庫の100冊」フェアが登場！

2025年「新潮文庫の100冊」フェアが始まります

毎年夏に行われる「新潮文庫の100冊」フェアが、2025年も全国の書店で開催されます。このイベントは1976年から続いており、毎年多くの中高生や大学生の読者に愛されている特別なフェアです。今年も7月から8月の2か月間、選りすぐりの古今の名作が100冊取り揃えられ、書店の店頭で展開される予定です。

強力ラインナップ

今年のフェアでは話題の新刊や人気作が揃い、バラエティ豊かなラインナップが自慢です。その中から特に注目の作品をいくつかご紹介します。

- 宮島未奈『成瀬は天下を取りにいく』

2024年本屋大賞を受賞したこの作品。天下無敵の中学生成瀬あかりが繰り広げる冒険の物語は、読者を虜にします。

- 畠中恵『いつまで』

五年後の江戸に目覚めた若だんなが繰り広げるハラハラの時間旅行。シリーズ第22弾として期待が高まる一冊です。

- 重松清『答えは風のなか』

教室や帰り道、公園での「言いあらわせなかった気持ち」がテーマの傑作短編集です。様々な感情に寄り添う作品です。

- 千早茜『しろがねの葉』

愛する人を失った少女ウメの強い生き様を描いた直木賞受賞作です。

プレミアムカバーが登場

今年も大人気のプレミアムカバーが、全8種類でリリースされます。それぞれの作品に合ったこだわりの色使いが施され、コレクター心をくすぐります。以下はカバーが登場する作品群です。

- 三島由紀夫『金閣寺』
- 安部公房『砂の女』
- 星新一『ようこそ地球さん』
- 宮沢賢治『注文の多い料理店』
- 『オズの魔法使い』
- 夏目漱石『こころ』
- 太宰治『人間失格』

ステンドグラスしおりプレゼント

さらにフェア開催中の全国書店では、「新潮文庫の100冊」から好きな一冊を購入すると「ステンドグラスしおり」をプレゼント！ただし、なくなり次第終了となるのでお早めにチェックしてください。

TikTokプロモーション展開

今年も新潮社が展開するTikTokプロモーションが注目です。本との出会いを促進するためのマッチング動画が作成され、100冊の紹介が爆速で行われます。中高生や大学生をターゲットに、本の魅力や面白さを伝える内容です。

新潮文庫のフェアは年々進化しており、書店での出会いやSNSでの発見が、若い世代の読書意欲を掻き立てています。今後の展開に期待大ですね。