全仏オープンテニス開幕！日本選手たちの挑戦に迫る特集

2025シーズンのグランドスラム第2戦、「全仏オープンテニス」がいよいよ5月25日に開幕します。この大会では、日本から男女シングルスに出場する4選手、西岡良仁、大坂なおみ、内島萌夏、日比野菜緒がWOWOWのインタビューに応じ、その意気込みを語っています。

各選手のインタビュー内容

西岡良仁選手の挑戦

西岡選手は、ここまでのシーズンを振り返り、肩のケガに苦しんできたことを明かしました。デビス杯以降、満足のいく形で試合に出場できずにいた中で、全仏オープンには間に合いそうだと期待を寄せています。昨年のクレーシーズンでは8大会出場したものの、結果が伴わなかったため、今年こそは好成績を目指して調整に取り組んできたそうです。

彼が1回戦で対戦するのは、オーストラリアのポプリン選手。強力なサーブとフォアハンドを持つ彼を相手に、どう戦略を立てるかがカギになると西岡選手は考えています。こちらも肩の状態が気になるという彼は、痛みが出なければいいなという思いを抱きながら、試合に挑む模様です。

大坂なおみ選手の決意

続いて、大坂選手は5月上旬に開催されたWTA125サン・マロ大会での優勝を経て、全仏オープンに臨む意気込みを語りました。クレーでの試合経験を重ねる重要性を感じ、パトリック・ムラトグルコーチのアドバイスを信じて挑戦した結果、優勝を手にできたことに喜びを表していました。1回戦で対戦予定のスペインのバドーサ選手との初対決を楽しみにしており、自身のプレーを信じて全力で立ち向かうと述べています。

内島萌夏選手の期待

内島選手は今年で2年目の全仏となり、初出場時の感動を再び味わえることに喜びを示しました。昨年の大会で自身の成長を実感できたことは、今大会に向けて更なる自信を与えてくれているようです。これまでクレーコートに慣れるために取り組んできた結果が、今シーズンの成長につながっているとのこと。彼女はまず1回戦の日比野選手との対戦を楽しみにしつつ、その先の試合も意識しています。

日比野菜緒選手の戦略

日比野選手は、内島選手との対戦が決まった際の心境を伝え、自身の持ち味であるフォアのスピンを生かしたプレーで主導権を握る戦略を明かしました。タフな試合になることを見越し、しぶとく戦う準備ができていると言います。彼女はクレーに長く取り組んできた結果、今はプレーを楽しんでいるとのことで、一つでも多く勝利を目指す意欲を見せています。