12月の新刊情報
2025-12-19 12:38:40

12月の二見時代小説文庫新刊:女性たちの勇気と商いを描く物語

12月の二見時代小説文庫新刊のご紹介



二見書房から、2025年12月19日に新たに登場する二見時代小説文庫の新刊は、いずれも「女性」が主役となる物語です。「暗闇に嗤う女怪忍び同心捕り物控2」と「おんな商人道ご隠居は福の神15」の2冊がそれにあたります。これらの作品には、強い意志を持ち、時に逆境に立ち向かう女性たちの姿が描かれています。

暗闇に嗤う女怪忍び同心捕り物控2



著者は黒崎竜一郎。物語は、身元不明な若い娘の遺体が川から引き上げられるシーンから始まります。主人公の橋場一之進は新米同心ですが、実は忍びの血を引く人物。彼は父からの教えに従い秘密の任務を受けて捜査に挑みます。呉服問屋の近江屋と大名家の絡む事件。果たして、女怪の影に隠された真実とは?新たな展開に目が離せません。

おんな商人道ご隠居は福の神15



一方、井川香四郎著の「おんな商人道ご隠居は福の神15」は、女将としての奮闘を描いています。鈴花は父を百姓一揆で喪い、海産物問屋「南海屋」の女将としての生活を強いられます。亭主の急死後は息子と二人三脚で事業を継続するため、修行に出ることに。果たして、彼女は失った南海屋を取り戻し、一人前の商人として成長できるのか?

シリーズ概要



この作品は、いずれも二見時代小説文庫ならではの魅力が溢れています。「忍び同心捕り物控」シリーズの第2弾は、しっかりとしたストーリー展開と緻密なキャラクター描写で人気を博しています。一方の「ご隠居は福の神」シリーズは、心温まる人間ドラマが魅力。どちらも女性が主人公の物語らしく、女性の強さや商いに対する姿勢が見事に表現されています。

この12月、新刊を通じて新たな物語に触れてみてはいかがでしょうか。時代小説ならではの情緒と共に、心に響くストーリーをお楽しみください。


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