レスター・バングス初邦訳アンソロジーが発売決定!
2025年7月4日(金)、ロック音楽の評論界に燦然と輝く存在、レスター・バングスの初邦訳著作集「サイコティック・リアクションズ・アンド・キャブレター・ダング」が発売される。この書籍は、アメリカの文化におけるロックを語る上で欠かせない一冊とも言えるだろう。
著者の魅力とは?
レスター・バングス(1948-1982)は、1970年代のロックを評論する中で、その独特な視点や文体で多くのファンを魅了し続けた。彼のキャリアは、大学時代に「ローリングストーン」でのアルバムレビューに応募したことから始まり、独自のスタイルを貫く中で自身の地位を築いていった。彼の言葉は常にエネルギーに満ち、時には過激でありながら、深い思索が織り交ぜられていた。
グリール・マーカス編の特別感
今回の邦訳版の編者は著名な音楽ジャーナリスト、グリール・マーカス。彼は、膨大なバングスの作品群から厳選された記事や未発表作を収録している。その結果、生き生きとしたバングスの視点が復活し、ロックと文学の融合とも言える作品が生まれた。
70年代のロックシーンを再訪
このエッセイ集には、ロックの黄金期ともいえる1970年代のエピソードが豊富に散りばめられている。彼のユニークな視点で切り取られた当時の音楽シーンは、今振り返っても新鮮だ。バングスは自らの音楽体験や感情を言葉に詰め込み、まるでその瞬間を生きているかのような感覚をもたらす。
限定特典やイベントのお知らせ
さらに、トンカチストアでは、この新刊の購入者向けに限定セットの販売も行われる。ミックスCD『The New Velvet Underground』やバングスの伝記とセットになった特典本など魅力的な内容が揃っている。この貴重な機会を逃す手はない。
新刊の発売日には、代官山の「BAR_ナンノオト?」で出版記念イベントも予定されている。音楽ファンにはたまらない空間で、バングスの記憶を共に振り返りながら、特別なひとときを過ごせる。
まとめ
ロックファン、文学愛好家にとって、レスター・バングスの初邦訳著作集は必読の一冊だ。彼の言葉がどのようにして音楽と文化を形成したのかを体感できる貴重なチャンスを、ぜひお見逃しなく。予約はトンカチストアや各種オンラインショップで受付中だ。