日本の恐竜・古生物と出会える図鑑の登場
2026年7月8日、株式会社幻冬舎から新たな図鑑『会いにいける!恐竜・古生物図鑑』が発売されました。著者の土屋健氏をはじめ、脊椎動物監修を林昭次氏、無脊椎動物監修を相場大佑氏が担当し、恐竜や古生物の魅力を余すところなく紹介しています。この本は、化石が実際に展示されている博物館で会える60種類の恐竜と古生物を中心に構成されており、学びながら楽しむことができる内容となっています。
日本の恐竜たち
日本には、約2億5190万年前から6600万年前まで生息していた恐竜が数多く存在していました。この時代、日本は当時のアジア大陸の一部であり、多くは海底に沈んでいたため、陸上だけでなく海中の古生物の化石も豊富に見つかっています。
本書では、日本の陸や海で生活していた恐竜や古生物のビジュアルを解説し、生き物たちの姿をイメージできるように工夫されています。見慣れない骨の形状や、他の動物と似た特徴などを発見することで、博物館での化石観察がより一層興味深いものになるでしょう。さらに、夏休みを利用して自由研究の参考にする際にも役立つ情報が満載です。
ガイドブックとしての魅力
本書の特筆すべき点は図鑑としてだけでなく、ガイドブックとしても楽しめるところです。日本各地に展示されている恐竜や古生物の化石の場所を案内しており、気になる種の化石が展示されている博物館への訪問を促します。実際に訪れることで、親子で楽しむ博物館巡りができるのも嬉しいポイントです。
また、図鑑には自分が見た恐竜・古生物を記録できるチェックリストもあり、博物館訪問をさらに充実させる内容となっています。「この恐竜はここで見たい」と家族で相談しながらの計画は、きっと楽しい思い出を生むことでしょう。
著者プロフィール
著者の土屋健氏はサイエンスライターであり、多くの古生物に関する書籍を執筆しています。地質学と古生物学の専門知識を持ち、科学雑誌『Newton』の編集記者として名を馳せてもいます。その情熱が本書にも反映されており、読者に対して博物館の楽しさを伝える内容になっています。
脊椎動物監修の林昭次氏は岡山理科大学の准教授で、進化や生態研究に従事。開催されるイベントでも新たな発見の楽しさを伝えるため尽力しており、博物館訪問が持つ多様な魅力を実感させてくれます。 無脊椎動物監修を担当する相場大佑氏も、化石頭足類の進化、古生態に関する研究を行っており、著作や監修の経験が生かされています。
イラストを担当したツク之助氏は、古生物のビジュアルを通じて生き生きとした姿を表現しています。
以上のような多様な専門家の協力によって本書は誕生しました。日本の恐竜や古生物を知り、実際に会いに行くことの楽しさを感じたい方には、ぜひ手に取っていただきたい一冊です。
書誌情報
『会いにいける!恐竜・古生物図鑑』は176ページ、オールカラーで構成され、定価は1700円(税別)です。対象年齢は小学生で、自由研究にも適しています。興味を持った方は、ぜひ公式サイトから詳細情報や購入ページをご覧ください。