中山七里の注目作、第二弾がついに発売!
中山七里氏の人気小説『総理にされた男』の続編、『総理にされた男第二次内閣』が9月25日に待望の発売を迎えました。前作が大ヒットを記録し、累計15万部という売上を達成している中で、今作もその人気を受けて初版部数が大幅に増加したという嬉しいニュースが届いています。
このシリーズは、売れない舞台役者・加納慎策が病気で倒れた内閣総理大臣・真垣統一郎の“替え玉”を務めるという設定が特徴的です。その中で、慎策は自身の観点から忖度なしに政治問題に立ち向かい、国民の声を真摯に聴こうと努力します。
政治と庶民の暮らしが交錯する物語
今作では、以前のように政治と市民の生活の間に横たわる不安や不信感がさらに浮き彫りになり、多くの政治課題が描かれます。彼が対処しなければならないのは、長引く経済問題やパンデミック、自然災害、さらには国際的な緊張といった現代の喫緊の問題です。読者はそんな現実世界と鳴り響く緊張感を通じて、爽快な気持ちを味わうことができるでしょう。
加納慎策は、真垣総理と瓜二つの容姿に加え、卓越した物まね芸を持つことから、“替え玉”としての役割を果たします。しかし、真正面から政治家たちのバトルに立ち向かい、国民の期待に応える決意を抱く彼の姿が描かれ、読者たちの心に響く感動を生み出します。
本作の魅力と中山七里氏の想い
中山氏はこの作品を通じて、かつての不安感が和らぐことを願って書いたと言います。いまや政治が人々の生活に密接に関わっていることが認識される中、国民が本当に理想とする政治を求める姿勢が鮮明になっています。著者は「希望をたっぷり載せた作品にしたい」と語り、希望の光を読者に届ける思いを込めています。
本作には、経済問題や感染症、自然災害、五輪、有事という多くのトピックが用意されており、一冊で政治と経済、国際情勢を考察することができます。このような情報を楽しみながら吸収できるのが、本作の最大の魅力でもあります。
さらに多い期待に応えるサイン本も
発売を記念して、各書店ではサイン本の取り扱いもスタートしています。興味のある方はぜひ最寄りの書店へ問い合わせてみてください。読者の期待に応えられる一冊となることを、中山氏は心より願っています。
最後に、この本は一作目を読んでいない方でも楽しめる内容となっているため、安心して手に取っていただけます。中山七里のファンにとって、この『総理にされた男第二次内閣』は必見の一冊です。特に、政治をテーマにしたエンターテインメント作品に惹かれる方には、たまらない読書体験が待っています。