住友生命とヘラルボニーが贈るアーティストのリアルな日常を映し出す『ROUTINE FILMS』始動

唯一無二のアーティストたちのドキュメンタリーシリーズ始動！

住友生命とヘラルボニーが共創した新たなドキュメンタリーシリーズ『ROUTINE FILMS』が、5月27日よりYouTubeで公開をスタートしました。このシリーズの目的は、日常生活の中での独自のリズムと表現を持つアーティストたちの日常を追い、その中に隠された美しさや価値を引き出すことにあります。

日常の積み重ねと個のリズム

『ROUTINE FILMS』というタイトルは、「反復する日常＝かけがえのない人生の積み重ね」という深い意味を響かせています。シリーズ第一弾では、アーティストの吉田裕志氏の日常が肌身で感じられる形で紹介されています。

吉田さんは元々、陶芸を中心に活動していましたが、2014年からは作画も本格的に始めました。彼の作品は、オイルパステルから色鉛筆に変わり、色彩豊かでポップな雰囲気に仕上げられています。特に人物作品では、どんな人物も陽気に描かれ、観る人に楽しさを提供します。

異彩を放つ生き方の記録

このシリーズは、日々の生活の中で「その人らしさ」を大切にし、障害のあるアーティストたちが持つ独自の表現を記録することを目的としています。彼らの中には、同じ行動を繰り返す「常同行動」を持つ方も多くいます。これらの行動が驚くべきリズムや構造を表現する糧になり、静かに観る人の心に響いていきます。

住友生命は現代社会において「ウェルビーイング」に対する理解を深め、自らのメッセージを各界に発信しています。特に、健康であることの本来の意味を見つめ直し、より豊かな生活習慣を支援しています。

このような視点から、「健康」「創造性」「生き方」というテーマが共鳴し、『ROUTINE FILMS』というプロジェクトが誕生しました。アートと健康、生活を融合させた新しい価値の創造を目指す、その思いは映像作品にもしっかりと表れています。

余白を大切にした映像表現

今回の『ROUTINE FILMS』では、あえてナレーションや説明を排除した静かな映像作品となっており、観る方それぞれがその内容を感じ取ることができます。吉田氏の日常の中に息づく美しさや情熱を、是非ともその目で確認してみてください。

映像はすぐにでも視聴可能で、観る人に深い感動を与えます。やがて、ただの日常が、かけがえのない人生の積み重ねであることを教えてくれることでしょう。

映像視聴はこちらから

吉田裕志｜ROUTINE FILMS

住友生命とヘラルボニーのコラボレーションは、今後も続く予定で、共創を通じた新たな価値の探求が期待されています。特に「その人らしさ」を引き出すことを中心に、さまざまなアーティストをフィーチャーする企画が設計中であり、今後が楽しみです。芸術の力を感じながら、我々も次のステップに期待を込め続けます。