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愛知で盛り上がる高校生のための本フェア

2025年6月10日、愛知県で新たな読書イベント「高校生POPバトル」が開催されます。このイベントは、株式会社三省堂書店、株式会社紀伊國屋書店、そして株式会社丸善ジュンク堂書店の3社が合同で行うもので、「高校生の私が選んだ本が、本屋のフェアになっていた件」がテーマです。この企画は、昨年に北の大地・札幌で成功を収めた取り組みをさらにパワーアップしたものです。

イベントの目的と魅力

このイベントの魅力は何と言っても、愛知県内の高校生が自ら選んだ「読んでもらいたい本」とそのおすすめ理由を手書きのPOPで表現するところです。図書委員を務める高校生たちが「同世代に読んでほしい！私の推し本」というテーマで参加し、自らの視点で選んだ本を広めるチャンスとなります。最終的には審査に残った30作品が2025年11月にフェアとして愛知県地域の書店で展開されます。

参加方法と応募内容

応募資格は愛知県内の高等学校に在学中の生徒となっており、応募の受付は2025年7月1日から8月24日までです。申し込みに関しては、各社の店舗に設置される応募用紙に必要事項を記載し、店舗に直接持ち込むか、郵送・宅配便でも受け付けています。特に自分の思いを形にしたPOPを作成して、好きな本とともに書店に並べられるこの機会は、参加する全ての高校生にとって特別な経験となるでしょう。

特典と表彰内容

優勝者や準優勝者には豪華な賞品も用意されています。優勝者には、5万円分の図書カードと盾、準優勝者には3万円分の図書カードと盾、さらに特別に選ばれた「けんご賞」には、賞品とともに小説紹介クリエイターであるけんご氏からの特典が授与される予定です。今回は、名古屋市こども読書アンバサダーを務めるけんご氏がアンバサダーとして参加し、イベントを盛り上げてくれます。

POP製作の楽しさとチャレンジ精神

けんご氏は、POP製作について「好きな本へのまっすぐな思いが、何よりも力になります」とコメントしています。若い読者たちが、自分の言葉で本の魅力を伝えることは、この活動の大きな意義です。作ったPOPが、まさに誰かの読書人生を大きく変えるきっかけになるかもしれません。どんな素敵な「好き」が集まるのか、非常に楽しみなイベントになることは間違いありません。

フェア開催予定店舗

今回のフェアは、三省堂書店、紀伊國屋書店、丸善ジュンク堂書店の各店舗で開催される予定です。名古屋本店や一宮店、または名古屋空港店やMOZOワンダーシティ店など、愛知県内の多くの店舗で展開されるため、地域の皆様にもぜひ足を運んでいただきたいです。

まとめ

高校生が自らの選んだ本を通じて、仲間たちに読書の楽しさを広めるこの機会は、今後の彼らの創造力や表現力を育む絶好の場です。早めに応募を検討し、受動的な読書から能動的な発信者へと変わる経験をぜひお楽しみください。

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