ジョージア缶受賞
2025-06-16 11:40:18

「ジョージア」アルミ缶が木下賞を受賞!持続可能な容器開発の進展

日本コカ・コーラ株式会社と東洋製罐株式会社が手を組み、215g用アルミ飲料缶が「第49回木下賞」の「研究開発部門」で受賞しました。これは、公共団体である日本包装技術協会が主催しており、飲料業界での技術革新を称える重要な賞です。
本賞の受賞は、両社による飲料缶の軽量化が評価された結果です。特に、2024年8月から採用される新型のアルミ飲料缶は、東洋製罐の「缶底耐圧強度向上技術(CBR)」を使用することで、従来の185g缶よりも1缶あたりの資材使用量を13%削減しています。この技術によって、薄いアルミ材でも同等の耐圧性能が維持されており、缶の重量が7.0gから6.1gに軽量化されることに成功しています。

コカ・コーラシステムは、これまでも様々なサステナビリティ施策を行ってきましたが、今回の受賞はその取り組みの一環と捉えられます。私はこのような技術力とパートナーシップによる革新が、今後の飲料業界にとって非常に重要であると考えています。実際、過去には「コカ・コーラ」500mlの100%リサイクルPETボトルによって軽量化が評価され、前年度には「改善合理化部門」賞を得ているため、2年連続で受賞することになりました。

木下賞は、「包装の研究開発に顕著な業績を挙げたもの」「包装の改善・合理化に顕著な業績を挙げたもの」「包装の新規分野創出に顕著な業績を挙げたもの」の3部門に分かれており、その年度に優れた業績を残した業者や団体に授与される名誉ある賞です。このことからも、コカ・コーラと東洋製罐が受けた評価の高さが伺えます。

コカ・コーラシステムは、今後も自社製品の品質を維持しつつ、内容物の保護と顧客の利便性を追求し、容器の性能向上に努めていく計画です。特に「ジョージア」ブランドには、「ジョージア エメラルドマウンテンブレンド」や「ジョージア ゴールデンドリップ 微糖」、「ジョージア プラチナムブラック」、「ジョージア プライム ブレンド」など、多くの人気製品がラインナップしています。

また、缶底耐圧強度向上技術(CBR)は、既存の製缶技術に較べて、品質と軽量化の両方を同時に実現できる先進的な技術です。この技術は、The Canmaker Magazineが主催するCans of the Year Awards 2020で金賞を受賞した実績もあり、その信頼性が裏付けされています。

これからも、コカ・コーラシステムと東洋製罐の挑戦によって、持続可能な飲料業界への道が開かれることを期待しています。日常的に親しまれている「ジョージア」製品が、環境への配慮をも考えられている点は、消費者にとっても嬉しいニュースです。どのように進化していくのか、これからも目が離せません。
詳しい情報は、コカ・コーラシステムの公式サステナビリティページや木下賞の詳細ページをご覧ください。


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