宮尾登美子新作
2026-02-20 06:30:41

生誕100年の宮尾登美子が未発表短編を初公開!

生誕100年の宮尾登美子が未発表短編を初公開!



令和の時代に突入した今、昭和・平成を代表する作家、宮尾登美子の生誕100年を祝う特別な瞬間が訪れました。本日、2月20日発売の『オール讀物』3・4月号に、宮尾さんが生前には発表しなかった未公開短編「貧乏感懐」が初めて公開されることとなりました。この短編は、作家の若き日の姿を知る貴重な資料であり、彼女の文学のルーツが色濃く表現されています。

「貧乏感懐」は、彼女の別名義であった前田とみ子名義で書かれ、1960年代後半に執筆されたとされている作品です。宮尾登美子が自らの貧しい生活や父の家業を振り返る自伝的要素が詰め込まれたこの短編は、彼女の作家としての出発点とも言える重要な一編です。作品を通して伝わる金銭への独自の視点や感情の深みは、今から70年以上前の時代背景を考慮することで、より一層の奥深さを感じさせてくれます。

本号では、「第174回直木賞決定発表」特集も展開しています。受賞作となった嶋津輝の「カフェーの帰り道」からは人気の高い2編が掲載。特に、選考委員たちによる選評も全て掲載されており、選考の過程について深く知ることができます。これはひょっとすると、文学ファンにとって興味深い取り組みかもしれません。この作品は「すごく面白い」と多くの読者から支持されており、直木賞受賞にも納得のいく評価を受けています。選評には浅田次郎、角田光代、京極夏彦など著名作家が名を連ね、その内容にも大いに期待が寄せられています。

さらに、特集「私の好きな昭和の女流作家」では、5人の現代作家が宮尾登美子を含む昭和の女流作家たちへの愛を語ります。有吉佐和子や山崎豊子らといった作家の作品を通じ、彼女たちの影響や魅力を掘り下げた内容は、文学を愛するすべての人にとって必見です。

今回の特別号には、宮尾登美子の生誕記念として「貧乏感懐」を掲載できたことに対し、編集長の山口由紀子がコメントを寄せています。彼女は「この名作短編は多くの人々に読んでもらいたい作品である」と述べており、作家の独特な哲学が光る内容に期待が寄せられています。借金に追い詰められた夫婦の姿は、現代にも通じる普遍的なテーマであり、多くの人々の心に響くことでしょう。

『オール讀物』3・4月号は、書籍としての魅力や文学に対する深い情熱が詰まっています。宮尾登美子のファンだけでなく、文学を愛する全ての読者に届くべき一冊です。ぜひ手に取って、彼女の新たな作品に触れてみてください!

  • - 書誌情報
書名:『オール讀物』 3・4月号
定価:1,500円(税込)
発売日:2026年2月20日(金)


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