危険な日本語を学ぶ！樋口裕一の新刊書が発売されます

知っておくべき危険な日本語

現代社会では、ちょっとした言葉が大きな問題を引き起こすことがあります。特に、コンプライアンスが問われる昨今、発言ひとつで信用を失う危険性が増しています。日本語の使い方に気をつける必要がある理由は、決して小さなことではありません。

不適切な発言がもたらす影響

政治家やタレントが不適切な発言をして、その地位を失った事例は枚挙に暇がありません。一昔前の常識が通用しなくなり、時代の流れによって求められる表現が変わってきたことを実感します。例えば、「あの人は使えない」や「女性ならではの繊細さ」というフレーズは、一見何気ない言葉に思えますが、使い方次第ではコンプライアンスに違反する恐れがあります。

言葉の選び方が持つ力

言葉は、その背後にある意図や感情を伝える大事なツールです。しかし、選び方を誤ると、誤解を招いたり、不要なトラブルを引き起こしたりします。樋口裕一氏の新著『その一言で信用を失うあぶない日本語』では、こうした言葉に焦点を当て、適切な言い換えやニュアンスをどのように表現すれば良いかが分かりやすく解説されています。

教養を身につけるために

この本では、単なる批判ではなく、どうすればより良いコミュニケーションを図れるかという実践的な指針を提供しています。各章の末には確認テストも用意されており、自分の理解度を測りながら学ぶことができるのもポイントです。特に、意図しない発言でトラブルになるリスクを減らすために、この本は強力な味方となるでしょう。

著者について

樋口裕一氏は、1951年に大分県で生まれ、早稲田大学を卒業。その後、立教大学での博士課程を経て、フランス文学、アフリカ文学の翻訳家としても知られています。また、受験小論文における専門家としても多くの著書を持つ彼は、250万部の大ヒットを記録した『頭がいい人、悪い人の話し方』などでも名を馳せています。現在は多摩大学の名誉教授として、若い世代への教育にも力を入れています。