テレビ朝日、AI技術で受賞
2026-08-05 14:48:13

テレビ朝日が開発したAI映像合成技術、主要三賞を受賞

テレビ朝日が開発した画期的な映像合成技術



最近、株式会社テレビ朝日が開発した「AIを用いた放送用ヒューマンキーヤー」が、日本の放送および映像技術界において注目を集めています。この革新的な技術は、主に人物のシルエットを抽出するAIを活用し、CGとの融合を生放送で行うことができる画期的なシステムです。

この技術は、2025年の日本民間放送連盟賞技術部門優秀賞、一般社団法人映像情報メディア学会の「技術振興賞」コンテンツ技術賞、さらにはMPTE AWARDS 2026の第79回技術開発奨励賞と、主要な装備賞を受賞しました。その実績は業界内で高く評価されています。

新たな映像表現の可能性



従来の映像合成技術では、人物の背景にCGを配置するためにグリーンバック(青色または緑色の専用背景)の前で撮影する必要がありました。しかし、「AIを用いた放送用ヒューマンキーヤー」は、特定の背景がなくても屋外や仮設スタジオであっても容易にCG合成を可能にしました。これにより、制作コストの削減、作業効率の向上が実現され、映像表現の自由度も大幅に高まりました。

2025年度の時点で、この技術は100件以上の放送実績を持ち、様々な番組での導入が進んでいます。ここでは、いくつかの具体的な活用事例を紹介します。

主な活用事例



1. MUSIC STATION SUPER LIVE
アーティストのパフォーマンスを立体的なARで演出し、LEDデザインとの連動によって新たな空間表現を実現しました。

2. 報道ステーション・スーパーJチャンネル
天気中継でCGを背景にした解説が可能になり、屋外の空気感を存分に活かした映像を創出しました。

3. サタデーステーション・ミラノ・コルティナ五輪
CGを出演者の背面や足元に配置してスタジオセットと融合させ、全く新しい演出を実現しました。この技術は、海外のスタジオでも活用されています。

未来への展望



テレビ朝日は今後も、最先端のテクノロジーを駆使し、新たな価値の創造に努めていく方針です。業界の枠を超えたイノベーションにより、視聴者にとって魅力的な番組をお届けするビジョンが描かれています。このような映像技術の進化は、今後もテレビ制作の様相を大きく変えることになるでしょう。


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