最新技術の結晶!Live2D Cubism 5.2が登場
株式会社Live2Dがリリースした『Live2D Cubism 5.2』は、アニメーション制作における新たなブレイクスルーとなるでしょう。この新バージョンは、2025年2月4日より利用可能で、待望のIK(インバースキネマティクス)操作機能が追加されました。これにより、アニメーション制作のプロセスが格段に便利になりました。
IK操作でアニメーション制作を革新
新たに搭載されたIK操作機能は、2Dイラストに立体的な動きを与える鍵となります。パラメータコントローラを通じて、ユーザーは簡単にキャラクターの動きを制御でき、ビュー上で動かすことで自動的にキーフレームが挿入される仕組みです。これにより、複雑なアニメーションもスムーズに行え、特にVTuberモデルの制作が容易になりました。コントローラにターゲットを設定すると、キーなしで自動追従するため、モーション制作の効率がさらに向上します。
チュートリアル動画も充実
新機能の使い方をマスターするためのチュートリアルも動画で公開されています。初心者向けから上級者向けの内容まで揃っており、視聴者は段階的にスキルを向上させられるでしょう。また、コントローラの計算ユニットの確認方法についても紹介されており、より専門的な知識の習得も可能です。
便利なモデル制作機能
Cubism 5.2には、ただのアニメーション制作にとどまらないいくつかの便利な機能が搭載されています。たとえば、反転した形状を簡単に作成できる機能により、左右対称の形状を簡単に制作することができます。これにより、VTuberやキャラクターモデルの制作がますます効率的になるはずです。
自然なループ編集
アニメーションにおけるループ編集も大幅に改善されており、キーフレームの自動複製によって自然なループを簡単に作成できます。複製されたキーは編集に連動して更新されるため、細かい修正もスムーズです。さらに、デフォーマ形状の復元機能により、一度保存された元の形状に戻すことが可能になるため、誤操作や再調整も心配ありません。
クリエイターを支えるための多様なサービス
Live2D社は、Cubismのソフトウェアの販売に加え、Live2Dの制作と表現研究を行っています。また、イラストやモデルを売買できるマーケットプレイス「nizima」も運営しており、さらにVTuber向けのフェイストラッキングアプリなど、クリエイターに寄り添った多様なサービスを提供しています。
私たちのビジョンは、「クリエイターが描きたい通りに描き、動かしたい通りに動かす」こと。この目標に向かって日々努力し、最新技術を駆使して進化し続けます。これからもLive2Dの進化にご期待ください!
ダウンロードや詳細情報
最新の『Live2D Cubism 5.2』は、公式ウェブサイトからダウンロードできます。また、各種アップデート情報も掲載されているので、クリエイターの皆さんはぜひ公式サイトをチェックしてください。