中平穂積 デビュー展
2026-07-09 19:52:16

ジャズの巨星 中平穂積の追悼回顧展がパリと東京で同時開催

中平穂積 追悼回顧展 "THE TRAJECTORY OF JAZZ"



世界的に著名なジャズフォトグラファー、中平穂積の初めての追悼回顧展が、2026年8月25日からフランス・パリと日本・東京で同時に開催されます。この展覧会は、中平の功績を記念し、その芸術的な作品を国際的な視点で広めることを目的としています。

中平穂積の足跡



中平穂積は1936年に和歌山県で生まれ、日本大学芸術学部を卒業後、1961年にアート・ブレイキーの来日公演を撮影したことからそのキャリアが始まりました。以降、ジョン・コルトレーンやマイルス・デイビス、ビル・エヴァンスといったジャズの巨人たちを40年以上にわたり撮影し、ジャズ文化の発展に寄与しました。彼はまた、伝説のジャズ喫茶「DIG」と「DUG」のオーナーとしても知られ、数多くの著名人に愛されてきました。

本展では、中平の作品が展示され、彼が捉えたジャズの躍動感や静謐さを感じることができるでしょう。展覧会は、パリと東京という二つの文化の中心地で行われ、それぞれ異なる特性を持つ会場での開催が特徴です。パリでは現代アートのエネルギーが感じられるギャラリー・ジョセフで、東京では浜離宮恩賜庭園の静謐な環境の中で、中平の作品が展示されます。

展覧会の内容



この回顧展は、フランスのアートネットワーク「ギャラリー・ジョセフ」との協力のもと開催され、より多くの人々に中平の作品を知ってもらう機会を提供します。また、ジャズ写真というジャンルを現代アートの一部として再定義し、その芸術性を認知されるべきだというメッセージも込められています。

特に、展示される作品は現存するプリントが非常に少なく、1961年から2014年までの間に撮影された貴重なシルバーゼラチンプリントが一堂に会する機会となります。

二都市同時開催の意義



この展覧会は、現代の動と歴史の静、文化の対比を象徴する試みとして、両都市の風土とその影響を受けた中平の芸術性を感じていただけることでしょう。特に、彼が敬愛した写真家アンリ・カルティエ=ブレッソンの影響を受けているという事も、本展の背景にあります。

基本情報



分かりやすく、無料で観覧できる本展は、パリでは8月25日から30日まで、東京では28日から30日までの日程で開催されます。パリではギャラリー・ジョセフ(5 Rue Sainte-Anastase)で行われ、東京では浜離宮恩賜庭園の芳梅亭での展示が行われます。別途入園料が必要ですが、観覧は無料です。

この回顧展は、中平穂積のジャズフォトグラファーとしての足跡を辿り、彼に感謝の意を込めた文化的プロジェクトでもあります。ジャズの“軌跡”とともに、新たな“軌跡”の始まりを感じさせる展覧会となることを願っています。


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