宗祖降誕会の実施
2025-05-19 17:28:34

西本願寺で華やかに祝う宗祖降誕会の行事案内

西本願寺「宗祖降誕会(しゅうそごうたんえ)」のご案内



毎年恒例の西本願寺の「宗祖降誕会」は、浄土真宗を開いた親鸞聖人の誕生を祝う貴重な機会です。今年は2025年の5月20日(火)と21日(水)に開催されます。この法要にあわせて、美しい茶席や壮大な雅楽、そして魅惑の祝賀能が催され、多くの方々が訪れます。

宗祖降誕会の概要


親鸞聖人は1173年5月21日に京都の日野で生まれました。西本願寺ではこの日を記念し、毎年多彩な行事を行っています。2025年も盛りだくさんのプログラムが幕を開けますので、事前にその内容をご確認ください。以下がスケジュールの概要です:

  • - 茶席 (国宝 飛雲閣にて)
- 5月20日(火)12時30分〜16時
- 5月21日(水)9時30分〜15時30分
  • - 雅楽献納会 (国宝 御影堂にて)
- 5月21日(水)12時30分〜13時頃
- 入場無料
  • - 祝賀能 (重要文化財 南能舞台にて)
- 5月21日(水)12時30分〜15時20分頃(12時開場)
- 詳細な申し込み方法は公式サイトをご確認ください

茶席の魅力


特に注目したいのは、国宝に指定されている「飛雲閣」での茶席です。茶席では、普段非公開の国宝の内部で、藪内流の抹茶を堪能することができます。来場者は上品な抹茶と特製和菓子を楽しみながら、歴史的建造物の静寂の中で癒しのひとときを過ごせます。なお、全席が椅子席となっており、どなたでも安心して参加できます。

雅楽献納会の感動


雅楽献納会では、約30の雅楽団体から集まった150名以上の演奏者による圧巻のパフォーマンスが披露されます。「浄土の音色」と称される雅楽の魅力を感じながら、鳳笙、篳篥、龍笛、琵琶、琴といった楽器の響きに包まれましょう。この演奏は国内最大規模で、どなたでも無料で入場できますので、ぜひお立ち寄りください。

祝賀能の洗練


祝賀能は、西本願寺と能の歴史的な関係を反映したイベントです。1870年代から続くこの伝統行事では、観世流の基礎となる演奏が行われ、重要文化財である「南能舞台」が会場となります。この日本最大の屋外能舞台で、観る者を魅了する優美な能の舞をお楽しみください。

申し込み方法と詳細


新たな試みとして、5月20日(月)9時から特設の白洲受付テントまたは本願寺龍虎殿にて申し込みを受け付けます。当日に5,000円以上の懇志をいただいた方には、「観能券」や「茶席券」が贈呈されます。興味のある方はしっかりと事前に申し込みを行ってください。

詳しくは西本願寺の公式ホームページでご確認ください。皆様のご訪問を心よりお待ち申し上げております。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

関連リンク

サードペディア百科事典: 雅楽 西本願寺 宗祖降誕会

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。