注目映像作家banishmentの初作品集、遂に発売!
2025年7月17日、株式会社小学館集英社プロダクションから映像作家banishmentの初めての作品集『青い白昼夢banishment作品集』が発刊されます。たくさんのファンが待ち望んでいたこの一冊には、banishment氏のリアルで美しい情景が描かれ、見る者を独自の世界へと引き込む魅力があります。
日常と異世界の境界
本書の特徴は、日常生活の中で見過ごされがちな美しい瞬間を取り扱った章から始まります。青空の下、夕暮れ時に水溜まりに映る情景、そして誰もいない交差点など、一見すると何気ない風景が異世界への入り口として描かれています。ページをめくるごとに、その美しさに心が揺さぶられ、まるで白昼夢の中に迷い込んでいくかのような感覚を味わうことができるでしょう。
続く章では「そこに居た」から始まり、異世界の神秘的な要素を加えた「裏側への入り口」、そして白昼夢のように魅了される「異変」「空に落ちる」へと物語が展開します。これらの章は、banishment氏の突出した視覚的感受性とストーリーテリングの才能を体感させてくれます。
描きおろし短編小説も収録
さらに、本書ではbanishment氏が手掛ける描きおろしの短編小説も収められています。アニメーションの脚本をも担う彼のスタイルは、イラストとともに展開されるオリジナルストーリーとして、より深く作品の世界観に浸ることができます。美しいイラストと物語が融合し、視覚的にも聴覚的にも楽しめる、見応えと読み応えのある一冊に仕上がっています。
エンタメ界の反響
この作品集に対して、さまざまな著名人から絶賛の声が寄せられています。声優の山下大輝さんは「目が覚めるような鮮烈な世界に不安や希望が溢れていて素敵な体験だった」とコメント。また、声優の鬼頭明里さんは「幻想的で現実味も感じさせる作品で、この場に行きたくなる魅力があった」と述べています。アーティストのEveさんも「吸い込まれそうなこの世界に、ただ目を奪われていた」といった感想を表明しています。
出版記念イベント
出版記念として、banishmentの個展『青い白昼夢』が2025年7月12日から8月3日まで、GoFaで開催されます。この他にも、8月2日には有隣堂横浜駅西口コミック王国でのサイン会が予定されており、事前予約が必要です。これらのイベントはbanishmentのファンにとって見逃せない機会となっています。
著者banishmentについて
banishment(バニッシュメント)は、イラストレーターであり映像作家として数々の作品を展開してきました。FFLAT STUDIOに所属し、独自の暗い色調と緻密な描写が特徴のイラストで高い評価を受けています。自主制作アニメーション作品『片道切符の夢』は、ASIAGRAPH 2018年度で最優秀賞を受賞した経歴もあり、その才覚は確かです。彼のTwitterアカウント
@yokaibanishでも最新情報が発信されています。
本書の詳細情報
書籍名:『青い白昼夢banishment作品集』
価格:2,970円(10%税込)
仕様:B5判・並製・176頁・本文4C
発売日:2025年7月17日(木)予定
ISBN:9784796874502
発売元:小学館集英社プロダクション
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美しい情景とともに、異世界に浸る体験ができるこの作品集。ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。