特設コーナーで木場の歴史を再発見
東京都江東区の木場は、江戸時代から続く木材の街として知られています。その名の通り、当時は都市の大きな木材需要を満たすための貯木場がありました。この歴史に焦点を当てた特設コーナーが、紀伊國屋書店イトーヨーカドー木場店に設置され、訪れる人々に木場の誇り高い過去と未来を繋げる場を提供します。
1. 木場の歴史と長谷川萬治商店
長谷川萬治商店は1922年に創業し、木材業界で100年以上の歴史を持ちます。「木を守る。木を活かす。」というスローガンのもと、地域の歴史を皆が再発見できるように工夫された展示が行われています。江戸時代から続く貯木場の様子を描いた歌川広重の作品も紹介され、訪れる人々に視覚的な体験を提供しています。
2. 次世代木質材料DLT
この特設コーナーのもう一つの注目ポイントは、最新の木質材料「DLT」(ダイレクト・ラミネイティッド・テーブル)の展示です。接着剤を一切使わず、木材100%で作られたDLTの展示台や実物の板材に触れることで、その質感や香りを実感できます。お客様は製造工程についての紹介も受けることができ、「材の整列」「穴開け」「ダボ打ち」というシンプルな製造工程を視覚で理解しやすく学べます。
3. 書籍『DLT 新しい木質材料が語る「持続可能な社会」のあり方』の魅力
この特設コーナーでは書籍販売も行っており、『DLT 新しい木質材料が語る「持続可能な社会」のあり方』が並んでいます。この本は、日本国内の木材資源を最大限に活用し、持続可能な社会を実現するための知恵が詰まっており、大量生産から多様な生産様式へのシフトの必要性を説いています。実際、Amazonで建設や林業関連で1位を獲得した実績があります。
4. 特設コーナーの開催情報
この素晴らしい展示は2026年3月24日から開始され、終了日は未定です。紀伊國屋書店イトーヨーカドー木場店の2階で行われます。展示内容には木場の歴史解説パネルや、DLTサンプル、木製品の展示、書籍販売が計画されています。
5. 著者紹介
著者の一人である長谷川泰治氏は、長谷川萬治商店の4代目社長であり、大学時代には情報システムを学んだ経歴を持っています。彼は現在、木材事業を広範に展開し、次世代の木の利用法を模索しています。また、リサーチャーである網野禎昭教授は、日本やヨーロッパの建築界での経験を活かし、木材の持つ可能性を探求しています。
この特設コーナーに訪れ、江戸時代からの「木場」の誇りを再確認するとともに、持続可能な未来のための木の利用、DLTについて深く学ぶ機会をお楽しみください。