丸眞、初のテレビCMをスタジオジブリが手掛ける
愛知県名古屋市を拠点とする丸眞株式会社が、創業以来初めてとなるテレビCMを制作しました。このCMは有名なアニメーションスタジオであるスタジオジブリが制作を担当し、特別な機会に恵まれました。CMの目的は、タオルを中心とした雑貨やインテリアの魅力を伝えることです。
今年2023年、丸眞は愛知県の「ジブリパーク」とオフィシャルパートナー契約を締結。地元の文化を盛り上げることを目指し、スタジオジブリと共に地域の発展に尽力しています。このCMには、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーが関わっており、彼のアイデアが基盤となっています。
豪華な制作陣が一堂に
CMの作画は、ジブリの作品『君たちはどう生きるか』(2023)の作画監督である本田雄氏が担当しました。彼は特別に自身の愛犬をモデルにしたキャラクターを描くことに喜びを感じているそうです。「社内で犬を飼っていた原画マンだったので、ぜひやらせていただきました。」と、作成の経緯について語りました。背景には実際のタオルが使用され、柔らかさやぬくもりが表現されています。
音楽も特別なものです。ショパン国際ピアノ・コンクールのセミファイナリストである角野隼斗氏が作曲を担当し、心に残るメロディーでCMに深みを与えています。さらに、ナレーションには講談師の神田伯山氏を迎え、映像と音楽、言葉が一体となって視聴者に響きます。
特徴的なフレーズとデザイン
CMには印象に残るフレーズが登場します。「犬が西向きゃ 尾は東、タオルはまるしん」という言葉は、鈴木敏夫プロデューサーの思いつきで生まれたもので、「タオルといえば丸眞」というメッセージが軽快に伝わります。また、手書き文字の“marushin”は、タオルの柔らかさを表現しており、鈴木氏自らがデザインを行いました。
丸眞の未来への理念
“夢と楽しさにあふれる未来を紡ぐ”という理念を持つ丸眞株式会社は、今後もタオルを通して人々に感動を届け続けることを誓っています。幅広い商品展開と共に、地域社会との連携にも力を入れており、今後の展開が期待されます。今回のCMは、その第一歩とも言えるでしょう。
CMの放送情報
この新しいテレビCMは、既に中部地区で放送中で、8月22日からは関東地区でも視聴できる予定です。CMの公式サイト( https://marushinkk.co.jp/character)では、様々な情報や動画も公開されていますので、ぜひチェックしてみてください。CMの30秒版と15秒版も公開されています。リンクはこちら:
30秒版 |
15秒版
まとめ
丸眞株式会社は、登場するタオルの物語を通じて、ジブリ作品の世界観を巧みに表現しています。多彩なキャラクターライセンスを活用し、現代に合った商品展開を続けていく中で、今後も更なる魅力を提供し続けることでしょう。