「ジブリパークとジブリ展」がついに岡山に上陸
2023年2月28日、岡山市の岡山シティミュージアムで特別展「ジブリパークとジブリ展」が開幕しました。この展覧会は、人気アニメーションスタジオのジブリが手がけた「ジブリパーク」の魅力を伝えるために企画されたもので、ジブリの世界観や制作の舞台裏を覗ける貴重な機会です。
ジブリパークとは
ジブリパークは、愛知県長久手市にある愛・地球博記念公園内に位置し、スタジオジブリの作品をテーマにしたリゾート型施設です。ここには、「ジブリの大倉庫」や「魔女の谷」など、5つのエリアが設けられており、訪れる人々はジブリの映画の世界を直接体験することができます。特にこのパークでは、緻密に再現されたロケーションやキャラクターたちに出会うことができるのです。
展覧会の内容
「ジブリパークとジブリ展」では、宮崎吾朗監督の制作ホームや作品が紹介され、特に注目されるのは数々の制作資料や模型の展示です。会場では、「ハウルの動く城」の20分の1スケール模型や「ゲド戦記」のイメージボードなどが並び、来場者はその美しさや繊細さに驚かされるでしょう。また、ジブリ作品の名シーンを再現した展示もあり、特に「千と千尋の神隠し」や「となりのトトロ」のキャラクターと触れ合えるコーナーも設置されています。
開会式での宮崎監督の言葉
展覧会の開幕に先駆け、開催日となる前日の2月27日には開会式が行われ、宮崎吾朗監督が登壇しました。監督は岡山との縁についても語り、「私が手がけた作品が地元で展示されることに、とても感慨深く思っています」と述べました。彼の説明では、特に「ゲド戦記」と「コクリコ坂から」と関わった地元の人々とのエピソードが印象的で、観客を魅了しました。
会期と場所
「ジブリパークとジブリ展」は、2月28日から5月11日まで岡山シティミュージアムの4階・5階展示室で開催されます。展示は営業時間の10:00から18:00まで開放されており、最終入場は17:30です。期間中の休館日については、月曜日の一部を除いてほぼ毎日オープンしています。
チケット情報
入場料は一般で1,800円の事前予約制の日時指定券が必要です。当日券は若干高めの1,900円で販売されますが、事前に予約が推奨されています。展覧会特設サイトには、より詳しい情報が掲載されているため、事前にチェックしておくと良いでしょう。
まとめ
岡山での「ジブリパークとジブリ展」は、ジブリファンにとって見逃せない特別なイベントです。宮崎吾朗監督の思いが詰まった展示を通じて、彼の作品やジブリパークの魅力に触れてみてはいかがでしょうか。この機会に、是非岡山シティミュージアムを訪れてみてください。きっと素敵な体験ができるはずです。