認知症映画化発表
2025-05-13 08:38:55

累計20万部の大ヒット書籍『認知症世界の歩き方』が映画化!国際的プロジェクト始動

映画『認知症世界の歩き方』が実写化!



累計20万部を超えるベストセラー書籍『認知症世界の歩き方』が、ついに実写映画化されることが発表されました。本作は、認知症を抱える当事者の視点から描かれた物語を基にしており、旅行記のような形で認知症の見え方を伝えてくれます。

本作の概要



映画『認知症世界の歩き方』は、主人公の父親と息子が織りなす感動の旅を描いたヒューマンドラマです。父・高橋豊(70歳)は、グループホームで過ごしながら、ある日、自宅に帰りたいという強い気持ちを抱きます。そこで、20年ぶりに再会した次男・優輝(32歳)が豊とともに家へ向かう旅が始まります。旅の中で、様々な認知症の課題に直面しながら、親子の絆が少しずつ蘇る様子が描かれます。

映画化に込めた思い



近年、認知症に関する偏見や誤解が多く、そのために多くの人々が不安感や孤独感を抱えています。本映画は、正しい認知症の理解を広めることを目的としており、多くの方々にこの問題を身近に感じてほしいという思いが込められています。また、書籍やテレビでは届かなかった層にもリーチするため、映画という形で展開することを選びました。「認知症について改めて理解を深めるきっかけになれば」との願いを持っています。

国際的なクラウドファンディング



映画制作のための資金調達を目的に、2025年の5月13日から日本を皮切りに、世界8ヵ国でクラウドファンディングが実施されます。これにより、より多くの人々にプロジェクトに参加してもらい、共に「人類の認知症観を変える」大きな目標に挑戦します。

クラウドファンディングの参加国



  • - 日本
  • - フランス
  • - 台湾
  • - 中国
  • - 韓国
  • - イギリス
  • - アメリカ
  • - カナダ
  • - シンガポール

各国でのキャンペーンが行われ、その地域の文化やニーズに応じた返礼品が用意されます。特に注目したいのは、認知症について学べる書籍や漫画のセットや、ホテル「認知症世界」に泊まれる権利など、多彩なリターンが用意されており、支援者の創造力を引き出す狙いがあります。

監督と製作陣



本作の監督は田村祥宏氏で、映画的な演出を通じて、観客に強いメッセージを届けることに重きを置いています。また、プロデューサーの筧裕介氏はこの作品が映画制作における初挑戦であり、社会課題解決のためのデザインに取り組んでいる立場から、映画の理念を大切にする人物です。彼らの手によって、映画は社会に強烈な影響を与えることになるでしょう。

映画の公開予定



映画『認知症世界の歩き方』は、2026年秋に公開予定で、これに向けた関連イベントやトークセッションも予定されています。初回のイベントは、認知症に関する偏見をテーマにしたトークが行われる予定で、多様なゲストが招かれる予定です。

このプロジェクトは、ただのエンターテインメントではなく、社会的な意義を持つ作品になることを目指します。観客が心に響く新たな認知症観を得られるような作品となることを期待しています。本作についての詳細や支援内容は、映画の公式ウェブサイトで随時更新される予定です。


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