小説家・舞城王太郎が新プロジェクト「Novel Colony」で物語創作に挑戦

新たな物語の誕生を目指す「Novel Colony」

2023年11月30日、渋谷の100BANCHにおいて、小説家・舞城王太郎氏が代表を務める新プロジェクト「Novel Colony」が始動します。このプロジェクトは、「百年先の世界を豊かにするための実験区」という理念のもと、未来創造拠点「100BANCH」において展開されます。

物語創作の新たな挑戦

「Novel Colony」は、主に若い世代が中心となり、リレー小説とオーディション形式を融合させた新しい形の物語創作を試みます。舞城王太郎氏が書き下ろした冒頭3作品が同時に公開され、参加者がその続きを執筆することが求められます。これにより、物語の続きをどう展開させるかを議論し、投票によって一つの「正統な続編」として選びます。

編集会議の実施

11月30日には「編集会議」と題した公開のイベントが行われ、参加者は自らのアイデアや選考理由を活発に発表します。このプロセスを通じて、参加者全員で一つの物語を形成していくことが狙いです。舞城氏が執筆した物語の冒頭に続く理想のストーリーを共に創り上げる機会です。

執筆者・会議参加者を募集

参加者は、執筆者として物語の続きの執筆を行うことができ、また議論に参加する形で会議にも参加可能です。執筆に関する締切は11月24日までで、原稿用紙にして10枚以内であれば、プロ・アマ問わず応募が可能です。参加参加者の意見を反映させることで、物語はより多様性に富んだものとなることでしょう。

舞城王太郎氏の贈る冒頭3作品

舞城王太郎氏が手がけた作品の冒頭は以下の3つです：
1. プレデタードミノ(仮)
2. 作家も踏むを畏れるところ(仮)
3. 鯉の嫁(仮)
この冒頭部分から、果たしてどのような物語が生まれるのか、参加者たちの挑戦が今から楽しみです。

物語を共創する意義

「Novel Colony」は、ただ物語を作ることが目的ではなく、その過程を通じて異なる考えを持つ人々との合意形成を目指します。作品を通じて、様々な視点を持つ人々が協力し合い、物語を共に作り上げることによって、対立を解消し、理解を深められるかどうかを体験することができます。

ぜひ、あなたもこの新しい挑戦に参加してみてはいかがでしょうか？共に物語の続きを紡ぎ、自分だけの「正統な続編」を生み出しましょう。詳細な応募要項は公式サイトにてご確認ください。