寒い冬に食べたい!絶品そば特集
冬が近づき、温かい食べ物が恋しくなる季節。今回は、埼玉県深谷市と福井県越前市の二軒のそば屋を訪れ、ドランクドラゴンの塚地武雅がその特長をご紹介します。寒さを忘れさせる美味しさに、本当にほっこりできることでしょう。
深谷市の「花園蕎麦」
まず立ち寄ったのは、埼玉・深谷市に位置する「花園蕎麦」。市は、日本資本主義の父として知られる渋沢栄一の生誕地でもあり、その魅力は大根を使った名物そばにも表れています。塚地は、駅から少し離れたこちらのそば店に、期待を膨らませながら訪問しました。
店の看板には「本格自家製十割そば」と「大根そば」の文字。社長が立ち食いそばの魅力に取り憑かれ、一度の試食でその美味しさを実感した結果、見事にメニューに加えられたそうです。
塚地は店内に入ると、まず目に飛び込んできたのは製麺機。長い通路を経て、しっかりしたつくりの機械がそこにあった。「今までの中で一番近い距離で見えている」と、製麺の様子をじっと見つめながら、その奥深さに感心していました。
次に、揚げ物コーナーにも目を移さずにはいられません。「揚げ物たちもしっかりしたボリューム、いい具合に仕上がっている」と、目を輝かせる塚地。名物の「大根そば」を注文し、さらにあつあげとおからコロッケにも手を伸ばし、充実したセットが到着しました。
この店の特徴として、深谷産ねぎやわかめ、天かす、わさび、大根おろしなどのトッピングが無料で楽しめることが。塚地は「かゆいところに手が届く」と満足そうに、そばを一口運びました。「歯ごたえが全く違う」と彼は驚きの声を上げ、口に含んだ瞬間にそのシャキシャキとモチモチの食感に心を奪われていました。
福井県越前市の「おろしそば」
続いて訪れたのは、福井県越前市で親しまれている「おろしそば」。こちらは、冬でも冷たいそばが定番。福井県民に愛されるこの絶品そばの魅力は、熱々のスープではなく、しっかりした味わいの大根おろしが際立つことにあります。地域の食文化が生きるこの一杯は、厳しい寒さの中でも食べたくなる一品です。
このように各地域の味を堪能できる旅は、塚地にとっても新たな発見の連続。多くの人々に愛される立ち食いそばの文化を通じて、温かい人情や優しい味わいに触れることができる素敵なひと時となるでしょう。毎週月曜日の夜10時から放送されるこの番組をお見逃しなく!
BS日テレで放送されるこの特集は、塚地武雅による心温まる立ち食いそば巡りの一環。ぜひ、彼と共にあまたの魅力的なそば屋を旅し、その味を楽しんでいただければと思います。