試合の概要
2025年5月10日(土)、りそなグループB2 PLAYOFFSセミファイナルの初戦が行われ、ライジングゼファーフクオカが富山グラウジーズと対戦しました。試合は77対84で福岡が敗れる結果となり、苦いスタートを切りました。
試合結果
- - 福岡: 77
- - 富山: 84
- - 1Q: 31-33
- - 2Q: 19-22
- - 3Q: 12-14
- - 4Q: 15-15
戦評
前半の展開
B1昇格をかけた重要なセミファイナルの初戦。福岡は#7西川選手のジャンパーで先制し、その後も#0會田選手や#23村上選手の連続3ポイントシュート、#8スミス選手のインサイドプレーで得点を挙げ、リズムをつかんでいきます。しかし、富山も#11宇都選手、#30ホワイト選手、#1ケネディ選手の活躍でじわじわと点を重ね、一進一退の攻防が続きました。福岡は富山の速攻に苦しみ、ファストブレイクから10失点を喫しましたが、#5ランダル選手が中心となりオフェンスを引っ張ることで、54.5%という高い確率で3ポイントシュートを沈め、ハーフタイムを50-55の接戦で終えました。
後半の進行
後半に入ると、福岡は#50ブラウン選手のスティールや#1中村選手のブロックで流れを作り、得点差を詰め始めます。しかし、第3クォーターの後半にはスミス選手がファウルを重ね、チームの苦しい展開が続いてしまいます。それでも、福岡は#25バーレル選手のダンクシュートや西川選手の3ポイントで追い上げ、ついに2点差まで迫りました。
しかし、最後は富山の逃げ切りに合い、福岡は悔しい敗北を喫しました。今後の試合では連勝が必要であり、選手たちもその覚悟を持って臨むことが求められます。
選手とコーチのコメント
試合後、浜口炎HCは富山の速攻に苦しんだことを振り返り、必要な修正ができたもののオフェンスが伸びなかったことを指摘しました。また、明日の試合に向け、選手にもっとシュートを打つことを求めていく意思を示しました。特にジョシュ・スミス選手には10本以上のシュートを打ってほしいという具体的な要望も。
西川貴之選手も試合を振り返り、最初から相手に流れを持っていかれたことを悔い、次戦に向けての修正点を挙げました。彼はファンの応援が力になるとし、昇格への意気込みを語っています。
今後に向けて
福岡はこの敗戦を乗り越え、次の試合では選手全員が気を引き締めて臨むことでしょう。勝利を目指し、昇格への道を切り開くために、チームがどのように戦うかが問われます。ファンの応援を力に、次回こそは素晴らしい結果を期待したいです。