さぬき市アニメイベント
2025-02-04 17:37:33

香川県さぬき市で開催されたアニメ上映会とフィールドワークに迫る!

香川県さぬき市における新しいアニメ上映イベント



2025年2月2日、香川県さぬき市で特別なイベントが開催されました。一般社団法人日本昔ばなし協会と日本財団の共同プロジェクトである「海ノ民話のまちプロジェクト」の一環として、地域に根づく民話をテーマにしたアニメーション「猿タカ合戦物語」の上映会が行われました。この映画は、地元の文化と歴史を次世代に伝える重要な試みとされています。

アニメ上映の様子



上映会には、さぬき市立津田小学校の生徒たちや保護者が集まり、約200名が参加しました。映像が始まると、子どもたちはスクリーンに目を奪われ、津田の松原海岸や美しい島々の描写に魅了されている様子が印象的でした。多くの子どもたちは初めて知る民話にワクワクしながらアニメを楽しみ、物語の中で描かれる情景に心を奪われました。

フィールドワークでの学び



アニメの上映後は、地域の歴史や環境についてのフィールドワークが行われました。講師を務めたのは、さぬき市文化財保護協会の津田支部支部長、渡邉寛さんです。彼は津田町の歴史に詳しく、地元の自然環境の変化についても触れました。具体的には、過去の地震による影響や、護岸工事にかかる長い時間について話し、地域の人々が安心して暮らせるよう努力してきた経緯を共有しました。この話を聞いた子どもたちは、自然環境を守ることの重要性について改めて考えるきっかけを得たようです。

アフレコ体験での挑戦



続いて、参加者たちはアフレコ体験を通じて、アニメのキャラクターである猿やタカの気持ちを声だけで表現する活動にも挑戦しました。言葉を持たないキャラクターに命を吹き込む作業は、子どもたちにとって挑戦的でしたが、アニメの物語を体感しながら貴重な経験となりました。

参加者の感想とは



イベントを終えた子どもたちは、自分たちの住む地域にこんな民話があったことを知らなかったと驚き、「内容がわかりやすかった」との感想を述べる児童もいました。また、海や砂浜の環境変化についての話に心を打たれ、「自分ができることを考えたい」と力強く語る声も聞かれ、環境保護に対する意識の高まりが感じられました。

結び



このように、さぬき市でのアニメ上映会とフィールドワークは、地域の文化を学ぶだけでなく、自然環境への意識を育む貴重な機会でした。今後もこのような活動が続くことで、次世代へと大切な民話を語り継いでいくことが期待されます。これからの活動にも注目していきたいと思います。


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