高中正義のLA公演
2026-06-05 12:40:21

高中正義がLA公演で魅せた圧巻のパフォーマンスとその余韻

高中正義がLA公演で魅せた圧巻のパフォーマンス



日本の音楽シーンで不動の地位を築いているスーパーギタリスト高中正義が、ワールドツアーの一環としてハリウッドのHollywood Palladiumで行ったLA公演の模様が、WOWOWで独占放送される。彼のギターテクニックと豊かな音楽性が冴えわたるこの公演は、多くの観客を魅了した。

高中正義は、1976年にソロデビューして以来、フュージョンの先駆者としてその名を世界に知らしめてきた。彼の音楽は時代を超え、今もなお新たなリスナーを引き寄せ続けている。近年では日本のシティポップやJフュージョンのブームが海外でも注目され、彼の作品も海外で再発されるほどの人気ぶりだ。

LA公演の様子



2023年4月13日、LAで行われたこの公演では、会場が立ち見も出る程の盛況ぶりを見せた。Z世代やミレニアル世代の観客が集まり、オープニングから彼の名前を呼ぶ声が響く中、赤いスーツを纏った高中正義がステージに登場した。新しく制作されたESPの青いギターを手に、彼は最初の曲「BLUE LAGOON」を演奏し、南国の光景を音色で見事に表現する。観客はその演奏に狂喜乱舞し、盛り上がりは一気に加速した。

次に披露されたのは「RADIO RIO」。ラテンのリズムが特徴的なこの曲は、観客を一体化させる力を持っていた。その場の雰囲気は一瞬でTAKANAKA WORLDに引き込まれ、観客の手拍子が鳴り響いた。

また、中盤では高中がトレードマークのオールドストラトキャスターに持ち替え、「BLUE CURACAO」や「BRASILIAN SKIES」などの曲を演奏。各楽曲から感じ取れるトロピカルな風情が、LAの観客に新たな興奮をもたらした。特に「OH! TENGO SUERTE」のイントロでは、小指にスライドバーを装着し、中速の極上リゾートサウンドを聴かせた。

日本の伝説的シティポップの要素も取り入れた「トーキョーレギー」では、観客が恍惚の表情でメロディを口ずさむ姿が見られ、場内は幸せな空気に包まれていた。

最高のパフォーマンス



演奏の中で、高中はメンバーを「THE BEST BAND!」と紹介し、ダンスチューン「SHAKE IT」へとつながる。彼の変幻自在な演奏に観客は完全に引き込まれ、スマートフォンのライトが会場を幻想的に演出した。さらに、「渚・モデラート」では静かな雰囲気の中、高中の集中した演奏が響き渡った。

クライマックスには「THUNDER STORM」、ラテン調の「READY TO FLY」といった代表曲を次々演奏し、観客は最高のボルテージに達した。最後の曲「黒船(嘉永6年6月4日)」では、高中の音楽人生と幕末の日本とが交錯し、会場はその感動に包まれた。

アンコール



メインセットの終了後も観客の声が響き、「Jumping Take Off」のアンコールを受けた高中は、「ありがとう!」と日本語で叫び、ファンへ感謝の気持ちを伝える。その後、アルバム『虹伝説』に収録された「YOU CAN NEVER COME TO THIS PLACE」でプレミアムな夜を締めくくる。彼の音楽は世代を超え、国境を越えてリスナーの心をつかみ続けている。

高中正義は73歳を迎えた今もなお、その名声は揺るがない。ミュージシャンとしての彼の未来には、さらなる明るい展望が広がっている。日本の音楽シーンの象徴であり続ける高中正義から、ますます目が離せない。


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