ゲーム業界の最新動向を解き明かす『ファミ通ゲーム白書2025』
2025年8月7日、株式会社角川アスキー総合研究所が発行する『ファミ通ゲーム白書2025』が登場します。本書は、国内外のゲーム市場に関する豊富なデータと大規模なアンケート結果をもとに、最新のゲーム・エンターテイメント業界の動向を分析したデータ年鑑です。創刊20周年を迎え、特に注目すべきは、過去20年(2005年から2024年)にわたる国内ゲームソフト売上本数ランキングTOP200の収録です。
創刊20周年特集
本書の中で最も注目されるのは、ゲーム市場の変遷やユーザーの嗜好を反映したランキングです。特に1位に輝いたのは、2020年に発売された任天堂の『あつまれ どうぶつの森』で、8,022,435本の売上を記録しました。この作品はコロナ禍による巣ごもり需要にも支えられ、Nintendo Switchの普及を後押ししました。さらに、2位には『New スーパーマリオブラザーズ』がランクインしており、これはニンテンドーDSの人気が頂点に達した時期に発売されたことが影響しています。
売上ランキングTOP3
国内の家庭用ゲームソフト推定販売本数の上位3タイトルは以下の通りです。
1.
あつまれ どうぶつの森(任天堂・2020/3/20発売)
- 売上本数:8,022,435本
2.
New スーパーマリオブラザーズ(任天堂・2006/5/25発売)
- 売上本数:6,435,077本
3.
マリオカート8 デラックス(任天堂・2017/4/28発売)
- 売上本数:6,167,617本
このデータは、単に売上数を示すだけでなく、時代と共に変わるユーザーのゲーム嗜好や市場の動向を知るための重要な指標とも言えます。
世界と国内のゲーム市場の状況
『ファミ通ゲーム白書2025』には、世界のゲーム市場に関する厳しいデータも含まれています。2024年の世界ゲームコンテンツ市場規模は31兆42億円と推計されますが、為替レート調整後では微減となります。国内ゲーム市場は前年比3.4%増の2兆3961億円に達し、物価上昇が影響しています。特に家庭用ゲーム以外のPC、モバイル市場の成長に注目したいところです。
ゲーム人口の動向
日本におけるゲームを楽しむ人口は5475.3万人との推計で、若干の減少傾向にありますが、特に家庭用ゲームとPCゲームの併用プレイヤーは増加傾向にあり、2478.2万人が2つ以上のデバイスを利用しています。これは多様化するプレイスタイルを示す重要なデータと言えるでしょう。
まとめ
『ファミ通ゲーム白書2025』は、過去のデータを分析し、未来の市場動向を探る手助けとなる資料です。ゲームファン、業界関係者、マーケティング担当者など、すべての人にとって必見の一冊と言えます。特別価格キャンペーンも実施されており、早めの注文が推奨されるでしょう。この機会に、ゲーム業界の最前線を知る一歩を踏み出しましょう。
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角川アスキー総合研究所