映画『洗浄』、シッチェス・カタロニア国際映画祭に選出
NOTHING NEWが手掛ける実写映画『洗浄』が、これから開催される第59回シッチェス・カタロニア国際映画祭のパノラマ部門に選ばれた。この映画祭は、SF、ホラー、ファンタジーなどのジャンルに特化した世界でも有名な映画祭で、新しい表現技法を駆使した前衛的な作品が評価される場だ。
『洗浄』の概要
本作は、湖畔にある旅館を舞台としたサスペンス・ホラー作品であり、一組のカップルが豪華なおもてなしを受けながら、次第に「水」に蝕まれていく様子を描いている。監督の宮原拓也氏は、この映画が彼にとっての長編デビュー作であり、作品のテーマである「水」に関する独特の視点を持って制作した。このプロジェクトには、俳優として評価の高い入江甚儀と若手女優の田中真琴が主演し、彼らの演技が物語をより深く醸し出している。
映画祭での初披露
入選に際して公開されたティザー映像は、不穏な雰囲気を漂わせる男が映る場面から始まる。映像と共に発表されたティザービジュアルには印象的な「目」が描かれており、観客の想像力を刺激する内容となっている。また、宮原監督は「この奇妙な映画が異国でどのように受け止められるのか、期待に胸が高鳴る」とコメントしており、その反響が注目されている。
豪華なキャスト陣
主演の入江は、「本作は史上最悪のおもてなしバカンス映画」と称しており、映画を観る者に強烈な印象を与えることを目的に取り組んだと語る。一方、田中も「夢のような知らせに胸がいっぱい」と入選のニュースを喜んでおり、作品の出来に自信を持っている。
さらに、独創的な脚本協力にはTRPGシナリオなどで知られるディズムが参画し、水というテーマに基づいた人間の根源的な恐怖について考察したシナリオを提供している。これにより、本作はさらに深みを持った作品になっている。
映画祭への期待
第59回シッチェス・カタロニア国際映画祭は2026年10月8日から18日までの開催。選出されたということで、『洗浄』が世界の舞台でどんな反応を得るのか、多くの映画ファンから注目が集まる。宮原監督やキャスト陣は、作品への期待を高めつつ、観客の反応を心待ちにしている。彼らが紡ぐ物語は、一体どのように受け入れられるのだろうか。
【クレジット】
出演:入江甚儀・田中真琴
脚本・監督:宮原拓也
脚本協力:ディズム
制作:ACROBAT FILM・ディープサイド
配給:NOTHING NEW
公開予定:2027年
上映時間:77分
本作がどのように映画ファンの心を掴むのか、今後の続報にもぜひご注目いただきたい。