お笑いサタケ道場が結成20周年を祝う舞台『ソウルメイト』上演決定！

空を舞う友情、命の物語

お笑いサタケ道場が、創立20周年を迎え記念すべき第20回公演として舞台『ソウルメイト』を上演します。この公演は2025年4月17日から20日まで、大阪・In→dependent theatre 2ndで行われます。脚本・演出の佐竹仁さんが20年の集大成として挑むこの作品には、総勢24名の出演者とダンサーが参加し、劇団の新たな可能性を模索しています。

公演の詳細

今回の公演は特に注目すべき点がいくつかあります。まずは、劇団が初めて試みるダブルキャスト制です。これにより、観客は異なる演技を楽しむことができ、作品に対する新たな視点を得られるでしょう。チケットはA席が6000円、S席が9000円で、当日券はそれぞれ1000円増しでの販売となっています。計画的に観劇を楽しむため、チケット購入をお勧めします。

あらすじ

物語は敵国と隣接した町・ヴェルトバーデンを舞台に展開します。そこで活躍する空軍部隊のエースパイロット、カール、エドガー、ハンスの3人の少年たちにスポットを当て、その成長を描いています。彼らの日常には訓練と戦闘があり、恐れと夢が交錯しています。そんな中、軍医のヴォルフガングとの出会いを通じて、少年たちは「戦争とは何か」「闘うとはどう意味なのか」について考え始めます。しかし、戦局は悪化の一途を辿り、物語は緊迫感を増していきます。

制作陣の想い

佐竹仁さんは、「2006年の初演から多くの再演を重ね、本作は劇団の代表作となっています。新しいキャラクターも加わり、より躍動感のある物語に昇華しました。特に戦争を知らない世代にこそ、命と友情の大切さを伝えたいです」と語ります。これに対し、プロデューサーの吉元俊介さんも「重たいテーマですが、普段演劇を観ない方にもぜひ観ていただきたい。演劇を通じて共感し、感じ取ってもらえる作品を目指しています」と強い意気込みを示しています。