音楽で繋がる国際交流の架け橋！エル・システマ交流演奏会が東京で開催

一般社団法人エル・システマジャパンが主催する交流演奏会が、2025年6月1日（日）に東京音楽大学池袋キャンパスで開催されることが決定しました。このイベントはカナダのエル・システマ団体であるOrKidstraとSistema New Brunswickのユースオーケストラとのコラボレーションとして行われ、国立カナダナショナル管弦楽団の奏者を指導者に迎え、子どもたちの素晴らしい音楽の才能を披露します。

数年ぶりの国際交流イベント

エル・システマジャパンは、これまで多くの国際交流イベントを実施してきましたが、2020年のコロナ禍によりその機会が大幅に制限されています。以前のような国際交流イベントは2019年以来実現しておらず、今回の演奏会は子どもたちにとって特別な意味を持つものとなるでしょう。それぞれ異なる文化や背景を持つ子どもたちが集まり、音楽を通じて一つになる貴重なチャンスです。代表メンバーが参加する大槌子どもオーケストラ、相馬子どもオーケストラ、駒ヶ根子どもオーケストラの子どもたちは、この貴重な機会を心待ちにしています。

クラウドファンディングによる支援の呼びかけ

交流演奏会の実現に向けて、資金を募るためのクラウドファンディングも始まります。国立カナダナショナル管弦楽団や東京音楽大学からのサポートはあるものの、大槌、相馬、駒ヶ根の子どもたちの交通費や宿泊費、引率スタッフの経費を賄うために、目標金額は100万円に設定されています。興味のある方は、リンクを通じて支援を検討してください。

演奏会の詳細情報

開催概要

- 日時: 2025年6月1日（日）10:00～17:00
- 会場: 東京音楽大学池袋キャンパス
- 参加者: 最大150人（出演者50人、指導者10人、関係者50～90人）

プログラム

各オーケストラの演奏に加え、カナダと日本が共演する楽曲も計画されています。

- 大槌子どもオーケストラ: A.ヴィヴァルディ「四季」より<春>
- 相馬子どもオーケストラ: W.A.モーツァルト「ディヴェルティメント」
- 駒ヶ根子どもオーケストラ: A.ヴィヴァルディの弦楽のための協奏曲
- 全体合奏: P.チャイコフスキー「弦楽セレナーデ」、A.ピアソラ「リベルタンゴ」など

この特別な機会は、国や文化を越えて音楽で繋がる子どもたちの未来を広げるためのものです。メディアの方々にも、当日の取材をお願いできれば幸いです。音楽を通じて、子どもたちの成長と交流を目の当たりにし、共に楽しむ時間に参加してください。さらに詳しい情報や支援の内容については、こちらをご覧ください。

一般社団法人エル・システマジャパンは、南米ベネズエラ発祥の音楽教育プログラムであるエル・システマを日本に広め、音楽を通じて子どもたちの未来を切り拓く活動に取り組んでいます。毎年、新たなプロジェクトや演奏会を展開し、子どもたちの自己表現の場を提供しています。これからも、音楽が人と人を繋げる力を信じて、様々な活動を続けていきます。