地域のおじさんたちを楽しく紹介する新しい冊子「おじコレ」が完成！

地域の魅力を届ける「おじコレ」

島根県立大学（浜田キャンパス）地域政策学部の西嶋一泰ゼミ生たちが、吉賀町の七日市公民館との連携でユニークなおじさんたちを紹介する冊子、「おじコレ」を完成させました。本冊子は、地域に暮らす個性的な男性たちの魅力を伝えることを目的にしています。

「おじコレ」とは？

「おじコレ」は「吉賀町七日市おじさんコレクション地域を楽しくするフリーペーパー」というサブタイトルのついた冊子です。訪れる人々が「何もない」と感じがちな吉賀町ですが、そこにはユーモアと知恵に満ちた人々が暮らしています。学生たちは取材を通じて、地域の魅力を再発見し、多くの人に伝えることを目指しました。

制作プロセス

冊子制作にはいくつかのステップがありました。まず、学生たちは自ら、地域の個性的なおじさんたちにアポイントを取り、インタビューを実施しました。その後、AIを活用して文字起こしを行い、取材内容を整理しました。デザインにはCanvaを用い、自己制作による誌面を完成させました。

さらに、プロジェクトは公民館での数回にわたる合宿を通して進められ、取材、執筆、編集といったプロセスを学生たちが協力して行いました。この活動は、地域の方々との触れ合いを通じて、彼らに新しい視点をもたらし、貴重な体験となったようです。

再発見のきっかけ

地域には、多様な価値観を持つ人々が存在することを学生たちは実感しました。彼らとの交流を通じて、過疎地域における文化や人々のライフスタイルを発信する方法を学びました。「おじコレ」は、そうした体験を基に、地域の魅力を広める重要な役割を果たしています。

贈呈式と今後の展望

完成した「おじコレ」は、2025年8月23日に七日市公民館で行われる「なないろ食堂」で地域の皆さまに贈呈される予定です。冊子はA4サイズで、フルカラー16ページにわたり、登場するおじさんたちの魅力が詰まっています。この贈呈式では、学生たちの努力が形になり、地域に活力を与える瞬間になることでしょう。

今後も、西嶋ゼミでは地域のリーダーとともに文化や暮らしを発信する取り組みを続け、幅広い世代に楽しんでもらえる冊子として成長を図ります。