冨永愛が挑む提灯作り
2025-09-22 08:54:26

冨永愛が伝統工芸京提灯作りに挑戦!職人技に大苦戦

冨永愛が京提灯の工房で体験した伝統技術



毎週水曜の夜に放送される番組「冨永愛の伝統to未来~ニッポンの伝統文化を未来へ紡ぐ~」の9月24日のエピソードでは、冨永愛が京都にある京提灯の工房「小嶋商店」を訪れる様子が紹介されました。この老舗の工房は、200年以上の歴史を持ち、江戸時代から続く提灯作りを行っています。日本最古の劇場、南座の大提灯も手がけるなど、伝統を守りつつ、今では海外からも多くの依頼を受けています。

京提灯には、主に「巻骨式」と「地張り式」の二種類の製作方法があります。巻骨式は竹ひごをらせん状に巻きつけて形成され、この方法は「岐阜提灯」などでもよく使われています。一方で、地張り式は細く割いた竹を型に合わせて輪にし、それを平行に組んで作る方式で、京提灯の耐久性を高めています。この手作業は非常に根気が必要で、現在、京都市内でこの技術を持つ工房は数軒しか存在しません。

職人技に挑戦する冨永愛



冨永愛が訪れた小嶋商店では、九代目の小嶋護さんと次男の諒さんが、今も伝統的な地張り式で提灯を作り続けています。工房にて、彼らが提灯を作る過程を見学する中、冨永もいくつかの作業に挑戦しました。

まずは「糸釣り」と呼ばれる作業を体験。この作業は、提灯の竹の骨を糸で結び付けていく工程で、提灯の強度を決める大変重要な作業です。冨永はこの作業を試みますが、常に糸を緊張させた状態を維持することが難しく、思わず言葉を漏らします。

>「やばい、やばい!一回緩んじゃうと全部ダメになる!」

という彼女の声に、諒さんも笑顔を浮かべながら、「それぐらいミスしてくれる方が、こっちとしてはありがたいよ」と応じました。

次に、骨組みに和紙を貼り付ける「紙張り」作業にも挑戦。しかし、提灯のカーブに和紙を均等に貼ることができず、冨永は「これメチャクチャ難しいです!」と嘆きました。そのスピード感に驚く冨永の姿が印象的でした。

>「こんな速さで綺麗に張れるなんて、やっぱりすごいですね」とも。

熟練の技、字入れと絵付け



さらに、文字入れや絵付けを担当する護さんの作業も見学しました。凹凸のある提灯の面に絵を描いたり、文字を入れるのは経験が必要です。「失敗が許されないので、もちろん当初は手が震えていた」と話す護さん。しかし、冨永もこの作業に挑戦し、難しさを実感します。

>「見た目以上に本当に難しい!真っすぐ塗れない」と口にする姿には、彼女の意気込みが伺えました。

未来に向けた新たな挑戦



時代が変わり、京提灯の需要が減少する中でも、小嶋商店は新商品開発にも力を入れています。その一つが、ミニ提灯「ちび丸」です。この商品は、気軽に提灯作りを体験できるキットとして人気ですね。願い事や好きな絵を入れて、自分だけのミニ提灯を楽しむことができます。また、海外からの多くの発注を受ける商品も続々登場しています。

この放送では、昨年の能登半島地震で影響を受けた伝統工芸の方々への応援メッセージも紹介され、視聴者の心を温めました。

「冨永愛の伝統to未来~京提灯編」は、BS日テレで9月24日水曜日の夜10時から放送されます。また、公式SNSでは、ロケ時の貴重なオフショットも配信されているので、ぜひチェックしてみてください!


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