認知症の新しい視点を映像で世界に届ける映画プロジェクト、フランスでクラファン開始！

映画『認知症世界の歩き方 MOVIE』がフランスでクラファン開始

2025年7月7日より、東京都文京区に本拠を置くissue+designが手掛ける映画『認知症世界の歩き方 MOVIE』が、フランスでのクラウドファンディングをスタートしました。これは、全世界8カ国で展開されるクラファンの第3弾にあたります。フランスでのクラウドファンディングページはこちらで見ることができます。

このプロジェクトは、20万部を超えるベストセラー書籍『認知症世界の歩き方』を原作とし、認知症を抱える方々がどのような世界を見ているのかを「旅」を通じて映像化することを目指しています。従来の「認知症＝無力・恐怖・悲しみ」といったイメージを打破し、「認知症と共に幸せに生きられる」という新しい視点を広めるための国際的な映画制作企画です。

さらに、フランスでのクラウドファンディング開始に際し、現地パートナーとの協業によって、パリで開催される欧州最大の日本文化の祭典「JAPAN EXPO」にて特別イベントも実施されました。このイベントでは、フランス語版の漫画『認知症世界の歩き方』の展示や、感動的なドキュメンタリー映像の上映、認知症の方々とのワークショップなど、多彩なプログラムが用意され、日本文化に興味を持つヨーロッパのファンたちに向けて新たなメッセージを発信しました。

特に印象的だったのは、認知症世界の歩き方がオリジナルの兜折りワークショップを開催したことです。参加者たちは、自らの手で日本の伝統文化に触れながら、認知症についての理解を深める貴重な機会を得られました。メインホールでは特別ゲストによるトークセッションも行われ、多くの来場者からの注目を集めました。

今回のクラウドファンディングを通じて、認知症を持つ人々の視点を映画という形で発信し、より多くの人々がこのテーマについて理解を深めることが期待されています。クラウドファンディングは成功裏に進行しており、興味を持っている方々はぜひ応援を検討してみてください。日本国内のクラウドファンディング情報はこちらで確認できます。

この映画プロジェクトは、未来が期待される新しい取り組みとして位置づけられています。これにより、認知症への理解が深まり、今後もこの活動が広がっていくことを願っています。日本からフランス、さらには世界中へと広がるプロジェクトの行方を見逃さないようにしましょう。