米澤柊が選出
2025-01-14 17:55:32

LVMH Métiers d’Artが日本初のレジデンスアーティストを発表!米澤柊が選出

LVMH Métiers d’Artが日本初のレジデンスアーティストを発表



フランスのラグジュアリーブランド、LVMHの工芸部門であるLVMH Métiers d’Artが、待望の日本初開催となる「LVMH MÉTIERS D’ART RÉSIDENCE ARTISTIQUE」の概要を発表しました。このプログラムでは、アーティストとアニメーターとして多方面で活躍する米澤柊氏が選出され、注目が集まっています。

日本初開催の意義



このプログラムは、フランス本国では2015年から展開されており、才能ある若手アーティストの発掘と育成を目的としています。近年、特にサステイナブルなアートやファッションが求められている中で、米澤氏の選出はLVMHの革新への姿勢を象徴するものです。

米澤氏は、エイベックス・クリエイター・エージェンシーの「MEET YOUR ART」から推薦され、岡山の老舗デニムメーカー「KUROKI」での6ヶ月の滞在制作に挑むことになります。米澤氏は自身の作品を通じてデニム職人の技術や感性を深く探求し、新たな芸術表現を試みる予定です。制作された作品は2025年の下半期に紹介される予定となっています。

米澤柊氏のコメント



米澤氏はこの機会に際し、「KUROKIの75周年の節目を迎え、お祝いの気持ちを分かち合いながら、新しい発見や感動を探して作品を作りたい」と語っています。彼のアートへの情熱がどのように展開するのか、非常に楽しみです。

米澤柊のアーティストとしての軌跡



1999年に東京で生まれた米澤氏は、アーティストおよびアニメーターとして活動しています。彼のアートは、アニメキャラクターの存在や彼らが持つ感情に寄り添い、デジタルと現実の交差点で生まれる複雑なテーマに取り組んでいます。特に、彼の「Obake’s Screenshots」シリーズは、生と死の循環についての深い考察がなされています。

また、これまでの展示や共同制作プロジェクトも目を引きます。2023年にはPARCO museum tokyoでの個展「ハッピーバース」を成功させ、多くの注目を集めました。2022年には、様々なアートイベントや協働プロジェクトを通して、アート界における存在感を強化してきました。

KUROKIとMEET YOUR ARTについて



レジデンスの舞台となる「KUROKI」は、1950年に岡山で創業されたデニムメーカーです。現在も、自然環境と共生しながら高品質なデニム素材を生産しており、その技術と伝統を受け継いでいます。

MEET YOUR ARTは、若手アーティストにフォーカスを当てた国内最大級のアートプロジェクトであり、多くの人々にアートとの出会いを提供することを目指しています。米澤氏とのコラボレーションも挙げられており、これからの展開が楽しみです。

まとめ



LVMH Métiers d’Artが日本初のレジデンスアーティストとして米澤柊氏を選んだことは、アートと伝統工芸の新たな形を模索する重要なステップです。彼の制作と成長を見守ることは、アート愛好者はもちろん、デニムやファッションの世界でも大きな注目を集めることでしょう。今後の活動から目が離せません。


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