西宮市民祭り50周年で華やかなプロジェクションマッピングが実施されました

西宮市民祭り50周年のプロジェクションマッピング

2025年10月25日、兵庫県西宮市で開かれた「にしのみや市民祭り」の50周年記念イベントにおいて、クリエイティブカンパニーの株式会社スピードが手掛けたプロジェクションマッピングが話題を呼びました。このイベントは、西宮市の100周年を祝う特別なもので、地域の愛されるキャラクター「みやたん」が主役となりました。

メカみやたんがタイムトラベル

今回のプロジェクションマッピングでは、「みやたん」にタイムトラベル機能を持たせた3DCGの「メカみやたん」が初めてお披露目され、見物客を魅了しました。西宮市ええもんひろめ大使を務める人気芸人、兵動大樹氏がメカみやたんに乗り込み、昔の西宮市の風景を探索する様子を映像で表現。AI技術を駆使して、甲子園阪神パークや明治時代の西ノ宮駅前のシーンが動き出す演出には、多くの観客が息をのんだ瞬間でした。映像がスクリーンから飛び出すかのような豪華な演出は、映画やアニメ、ゲームなど様々なメディアでの制作を手掛ける株式会社スピードならではの高いクオリティを感じさせました。

著名人からの祝福メッセージ

さらに、このフィナーレイベントでは、一般公募されたイラストやメッセージが紹介されるほか、西宮市にゆかりのある著名人たちからも祝福のコメントが寄せられました。石川英郎さんやキュウソネコカミ、クリステル・チアリさんなど、豪華な顔ぶれがCG花火とともに会場を盛り上げ、雨が降り続く中でも会場は熱気に包まれました。

子供たちも楽しめるデジタルブース

また、西宮市民会館の一角に設置されたデジタルブースでは、子どもたちが楽しめるさまざまなアクティビティが提供されました。株式会社スピードが開発したオリジナルコンテンツ「お絵描きみやたん」では、タブレットでの塗り絵が3D化し動き出す様子は、子どもたちをワクワクさせていました。また、「アシンキング」みやたんバージョンは、映像が足元に投影され、子どもたちが協力して遊ぶことができるゲームで、親子で楽しむ姿が多く見られました。

詳細情報

このプロジェクションマッピングは、30分半ほどのプログラムで、18時から約16分間の上映が行われました。場所は西宮市役所近くの市民祭り会場内、西宮市民会館（アミティ・ベイコムホール）の東側及び北側壁面です。今回のイベントは、西宮市の豊かな文化とコミュニティのつながりを再確認する機会ともなり、参加者は思い出に残る特別なひとときを過ごしたことでしょう。

スピード社の概要

株式会社スピードは、愛知県瀬戸市に本社を構え、2012年に設立されました。エンターテインメントとデジタル技術を融合し、「どんなことでもおもしろく」することをモットーに、多岐にわたるサービスを展開しています。VRやAR、メタバース技術を利用したコンテンツ制作など、活動の幅は広がっています。詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。

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