NIPPONOSOPHYがクラウドファンディングをスタート
日本のブランドや文化を新しい視点で発信するデジタルメディア「NIPPONOSOPHY」は、2025年9月21日からクラウドファンディングの募集を開始しました。この取り組みのテーマは、「日本の美学を現代の感性で再定義し、広く発信すること」です。これは、日本の特有の伝統と美意識を現代に融合させる試みであり、文化的な価値を次世代へつなげる重要なステップとなるでしょう。
NIPPONOSOPHYとは?
NIPPONOSOPHYは、2025年4月にスタートした新たなデジタルメディアです。「日本の文化やブランドは、現代の感性でどのように受け入れられるか」という観点から、国内外のボーダレスな視点でクリエイティブな発信を行っています。
掲載ブランドには、ISSEY MIYAKEやCFCLといった名だたるデザイナーに加え、注目の若手クリエイターによるプロジェクトも多数取り扱っています。さらに、着物や和装文化といった日本独自の伝統美についても、丁寧に掘り下げて紹介しており、読者にとって日本文化に触れる貴重な機会を提供しています。
メディア立ち上げの背景
近年、日本のブランドと伝統文化への関心は高まっていますが、一方で、後継者不足や情報発信の難しさといった課題も浮上しています。多くのクリエイションは高い技術や美意識を持っているものの、それを伝えるための機会が不足しているのです。
最近の若い世代は、日本文化を「守るべきもの」として捉えるのではなく、「自分のスタイルとして楽しむもの」として受け入れています。このような背景から、NIPPONOSOPHYは日本の文化やクリエイションを現代的なアプローチで普及させることを目指して立ち上げられました。
プロジェクトの内容
これまでNIPPONOSOPHYはウェブ記事中心に進めてきましたが、これからは次のような新しい活動にも挑戦します:
- - 季刊誌としての紙媒体の発行
- - 職人やブランドと連携したイベントの開催
- - 伝統工芸技術を活かしたオリジナルグッズ制作
これにより、オンラインからオフラインまで活動の幅を広げ、日本のクリエイションと直接触れ合える機会を生み出していきます。
資金の使い道
クラウドファンディングで集まった資金は、取材や記事制作、発信体制の強化に使われます。具体的には、プロのライターやカメラマンと連携した記事制作や、現地取材・イベント参加のための活動経費が含まれます。また、SNS広告やGoogle広告といった発信拡大のための費用や、サイト運営のための設備整備にも使用されます。
リターンについて
支援金は3,000円から受け付けており、一般の読者向けリターンに加えて、日本ブランドや伝統文化関連の事業者向けのプランも用意しています。この機会にぜひ、NIPPONOSOPHYの未来に参加してください。
編集長のコメント
「私の祖母から受け継いだ着物や、家族の歴史を通じて日本文化の奥深さに触れました。日常的な所作や美意識が、実はとても誇らしいものであると気づいたとき、大きな感動がありました。今の世代がこの文化を受け継がなければ、その価値は徐々に失われてしまうかもしれません。この危機感と情熱を原動力に、NIPPONOSOPHYを立ち上げました。20代最後の挑戦として、このクラウドファンディングを通じて未来へつなげたいと考えています。」
プロジェクトページ
詳細や支援方法については、以下のリンクからご覧いただけます。
公式サイト:
NIPPONOSOPHY
公式Instagram:
nipponosophy_official